プロヴァンス滞在記

41.ドルメン
以前メネルブのドルメンについて触れたが(11.カヴァイヨン方面へ)、今回初めて気付いたのだが、メネルブの村の入り口に標識が出ていた。

しかし、当の所在地には道路標識はなくなっている。やはり脇見事故でも起きたのだろうか? 

ドルメンの上の木には小さな看板もかかっているが、これでは気付く人はまずいないだろう。

村の入り口で標識を見てきた人も、まず、分らずに通り過ぎてしまうに違いない。




メネルブの村の入り口にある標識。
ドルメン1kmとでているが・・・。
メネルブのドルメンはとても小さなものであるが、ドラギニャン(Draguignan)の郊外にはもっと顕著なドルメンがある。

とあるガイドブックにはなぜか、プロヴァンスで唯一の!?と書かれるだけあって、ここのドルメンはかなり立派だ。

緩やかな丘の上に位置し、とても目立つ。
倒壊したのを直したのか、片方の足には(恐らく近年に)建材で修復した後が見られた。



メネルブのドルメンは、この後ろにある。
以前は標識があったが、今は上の木にとても小さな看板が
ぶら下がっているのみ。

ちなみに、ドルメンとはケルト語(ブルトン語)が語源で『石のテーブル』という意味らしい。
で、英語ではそのものずばりテーブルストーンと呼ばれている。

言葉はケルト語由来だが、作られたのはもちろんもっと以前で先史時代、一般的に、お墓として作られたと考えられている。



メネルブはご覧のとおり、小型のドルメン。
古墳の石室を連想しますね。

その後ドルメンは、ケルト時代にはドルイド(ケルトの神官)による祭祀の場として使われ、また、ドルメンを通って妖精が現れるというケルト伝承もできたようだ。

ドラギニャンのドルメンが、土地ではPierre de la Fee(ピエール・ド・ラ・フェ:妖精の石)と呼ばれているのもそのあたりに起因しているのかもしれない。





(2002/10/24作成)
ドラギニャンのドルメン。
後ろに少し写っている車と比較すると判るが、
かなり大きい。



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