プロヴァンス滞在記

3.キャンプ場 (CAMPING)
春、桜の花が咲き乱れる頃から街に観光客が増えてくる。
イースター休暇には街じゅう、外国ナンバーの車で溢れ、通り抜けるのも大変だ。 たまに、大型の観光バスもやってきて、なかなかすれ違えず、渋滞してしまうこともある。 やはり、ドイツ人が多く、私がよく滞在するキャンプ場でも、連絡放送はフランス語とドイツ語の両方で流される。

十数年前に初めてボニューを訪れて以来、ここの町営キャンプ場(※注)には大変お世話になっている。 通常はどのキャンプ場の入り口にも表示されている、キャンプ場のグレードをあらわす星マークはこのキャンプ場には無い。 それが示すとおりプールも、バーも、レストランも無く、あるのはテントサイトと、シャワー、洗い場、電力の最低限の施設のみだが、連休中はいつもキャンパーでいっぱいの大人気キャンプ場だ。

ロケーション、値段、雰囲気、治安は申し分なし。
奥の石垣に座って夕日を浴びたボニューを眺めつつ、飲むワインの味は最高だ。
街を見ながら・・・。


ところで、ここの管理人:マルセルとはずいぶん長い付き合いだが(と言っても、ここにいる間だけなのだが)、とても面白いオヤジである。

キャンプ場内をバイクやマウンテンバイクで走り回って監視していたり、レセプションは朝夕合計6時間ぐらいしか開けていないし、普段の、とても管理人とは思えないアバウトさ?を見ていると、とても面白い(いや、羨ましい)。

シーズン中にはレセプションでパンのデポもある。
レセプションでは地ワインも売られている。空きボトルを持っていって注いでもらうのだが、これが意外に美味しい。 ついつい飲みすぎて、翌日予定していたクライミングが出来なかったこともある。

以前は一番の欠点だったシャワーのぬるさも近年改善されて、熱いお湯がふんだんに出るようになりとても快適だ。

キャンプ場全景



1996年の春、スペインに移動する前、精算がてら挨拶に行った時、世間話の後、記念撮影をしようという話になった。

マルセル:『ところで、君は結婚してるのか?』
私 : 『いいや』 (当時は独身でした。)
マルセル:『ちょっと待ってろ。』 と 娘2人を呼んできて、
マルセル:『ホラホラ、もっとくっついて!』
ちょっと嬉しい写真になりました。

彼は、1999年頃、アパートのオーナーになったらしく、『次回はぜひ、そっちに泊まれ』 と勧めるのだが、値段がちょっと・・・彼のことだから値切れば大分まけてくれそうだが、やはり貧乏性の私には料金の安いキャンプ場か、マダム・ネグランの安いアパートの方が落ち着けて良い。

( 2001/03/18 作成 )
( 2006/07/27 修正 )
レセプションで
(※注)
CAMPING LE VALLON  −Regisseur: Marcel Teyssier-
Route de Menerbes
84480 BONNIEUX
0033/0490758614



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