プロヴァンス滞在記

31.ルノーガレージにて
(このページは、『30.嵐の後は・・・』の続きです)

ボニューの警察で申告し、Declaration(de Vol):盗難証明をもらう。ここは今回珍しく順調であった。
ボニューの村の警察官は実に紳士的で親切だ。

で、Declarationを持って、保険の申請と修理の手配にかかるわけだが・・・。
最寄りのルノーガレージに行き、そこで修理担当の人と相談しながらパリのルノーアシスタンスと電話で連絡を取り、修理の手配に入る。ここが問題。






今回の滞在初日のルノー・クリオ(Renault Clio)。
キャンプ場で。ちなみにクリオは日本ではルーテシアという
名前で販売されている。
ホンダとの兼合いでクリオという名前は使えないのですね。

ルノーアシスタンス(私に):
『代車のレンタカーを手配したから車をガレージに置いてタクシーでカヴァイヨン(Cavaillon)に行ってください。代車は水曜(5日後)まで押えています。』

私(ルノーガレージに):
『水曜日に修理が終わるのですか?』

ルノーガレージ(私に):ニカッと笑って、
『Oui peut-etre(はい、たぶん)』

私:『・・・・・・』

この返事が全てであった。

ルノーアシスタンスの担当から、『レンタカーを用意したので、
カヴァイヨンのハーツにすぐ行ってくれ。』と言われたのだが・・・。今は12時過ぎ、開いているはずはないですよね、やっぱり。
ここで2時間待ちぼうけになりました、ふうう。暑い。

5日後の水曜日、ルノーガレージに行ってみると、まだ何も手をつけていない。

『たぶんあさって。部品がまだ届かない。』
との回答。

ルノーアシスタンスに電話し、レンタカーの延長をする。





サン=シクスト礼拝堂(Chapelle St-Sixte)。
カヴァイヨンから車で15分位。
ここでは時が止まってしまうかのような雰囲気だ。

さらに2日後に来てみると、
『まだ部品が来ない。いつ来るかも分らない。たぶん明日には来るだろう・・・。』

帰国日が近づいてきた私には、だんだん焦りが出てくる。このままでは、あてがわれた貧弱な代車でパリまで戻らなければならなくなる。

私(ルノーガレージに):
『在庫はどこにあるのか? オンラインで検索できないのか?』

ルノーガレージ(私に):
『検索は出来ない。マルセイユかアヴィニヨンかカルパントラか?どこから来るのかも分らない。』

私:『あらららら・・・・・・』 


代車はF社のPUNTO(1.2L)。排気量が少なくパワーが無い。
ガソリン車なのでルノー・クリオ1.9Dより燃費が悪いし、
燃料も高い。最も困ったのは、
シガレット・ソケットの形状が通常の物と違っていて、
ノート・パソコンの電源を車内で取れないことだ。


これでは埒があかない。その場でルノーアシスタンスに電話をかけて、クリオを取り戻す交渉にかかる。

ガレージは車を直したい。ルノーアシスタンスは保険の処理が面倒。私はもらった代車が気に入らない。
三者の思惑がなかなか一致しないが、なんだかんだと話し合い主張しあった挙句、結局は壊れたルノー・クリオでパリまで戻ることに決定したのでした。

この件に煩わされた9日間はあまりクライミングが出来ませんでした、がっかり。

( 2002/07/02 作成 )


パリのルノーD.V.S.Eで
ここで今回のクリオともお別れだ。
この後、クリオは修理・整備され、中古車として販売される。



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