プロヴァンス滞在記

30.嵐の夜は・・・
それは嵐の夜にやってきた。

明けて翌日、出かけようとして車の前に来てびっくり仰天。

後部の小窓が割られ、後部座席と後ろのトランクがさっぱりと無くなっている。

『やられたー!!』





被害状況。
後ろ右の小窓が割られて、後部座席とトランクのフタが無い。


私たちは普段から、車上ねらいを警戒して車の中には物をほとんど置いていないので、他に盗られた物といえば、ダッシュボードの中に残していたレイバンのサングラスぐらいなのだが・・・。 それにしても、後部座席とトランクカバーを盗んで一体どうするのか・・・!? 売れるのだろうか??

あまりの大胆さに怒りよりもむしろ 笑いがこみ上げてくる。オクサンと2人で『すっげー!』と、しばらく笑い合ってしまった。

しかし、これから数日間はこの件の処理で煩わされる事を想像すると、笑い事では済まされない。



とりあえず段ボールとビニールテープで応急処置。


私たちが使っている車は『ユーロドライブ』、通称『赤ナンバー』といって、書類上は新車を税抜きで購入し、契約終了時にルノーが買取る形になっている。 自分名義の車である以上、やらなければならない事がいくつかある。

まずは警察。 それからルノーアシスタンスとルノーガレージに連絡。
これらの場所で、ここがプロヴァンスであることを、改めて、いやというほど思い知らされるはずである。

ああ、分かってはいる事なのだが・・・。




嵐が明けて、街中で。
すさまじい嵐がウソのように感じられる青空。


滞在していたアパートのオーナーの、マダム・ネグランさんの話によれば、この夜、ボニュー中のあちこちで、たくさんの車が被害にあったそうだ。

ネグランさんの叔父さんも被害にあって、車の中をひどく荒らされ、夕方私たちが警察に行ったら、ちょうど彼も来ていて被害届を出している最中であった。。
ネグランさんは後日、この夜のことを、
『une catastrophe・・・(大災害?破局?)』としきりに口にしている。

嵐の夜は・・・車上ねらいに要注意?

( 2002/06/18 作成 )

よくお世話になるジトのオーナーのマダム・ネグラン。
今回は3週間滞在。最後の週の嵐の晩に・・・。




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