プロヴァンス滞在記

40.ロータリー (Rond-point)
フランスで運転していると否応なしに出くわす、このロータリー(Rond-point)

いかにもフランスらしい合理的なシステムだ。

まず、信号で待たされないのが良い。
自分の行きたい方向がわからなくても、一度ロータリーに入ってしまえば、解るまで何周でもぐるぐる回っていればいいから、道を間違えることも少ない。

ロータリーからの出口それぞれに標識も出ている。






この標識が出てきたらロータリーだ。
まずは行き先を表示した看板。


普通はちょっと手前にロータリーがあることと、行き先、そこでのしきたりを告げる標識がでてくる。

地方で走っていると、ロータリー内の車優先を意味する、
Vous n’avez pas la priorite.
(あなたに優先権はありません)がほとんどだが、
パリやマルセイユでは3車線ぐらいの、どうゆう優先順位かよくわからない巨大ロータリーにも出くわす。

ロータリーの中に停止線や信号があったりもする。自分が運転して突入するとかなりの緊張ものなのだが、外からそれを見ている分にはとても面白い。


ロータリー内の車が優先である事を告げる標識


パリのドゴール広場などは実に面白い。
3・4車線が一斉にロータリーに突入し、中で入り乱れて、交叉して、急停車して、また、よけながら蛇行して・・・。

『おー、すげえー』と感心してしまう。

凱旋門から眺めているとあっという間に時間がすぎてしまう。

こんな交通状況で事故がおきないのか?
と不思議なのだが、長時間見ていると、やっぱり接触事故を時々見かける。

とりあえずは他人事なので、それも見ていて面白い。


写真:オルゴンにて。
ここも6年前は普通の交差点だった。主線の車はかっ飛ばしているので、合流するのはかなりの緊張ものだったが、ロータリーになって今は安心。


この10年ぐらいでも、地方でのロータリーはずいぶん増えたような気がする。

道路行政の方針なのだろう。 今まで交差点だった場所がどんどんサークルに作り変えられている。

私を含め、せっかちで、飛ばしがちな、多くのプロヴァンスのドライバーにとっては、新しく出来たロータリーの為、そこで減速せざるを得ないので、とてもうっとおしく感じるのだが(それでも信号よりはよっぽどマシではあるが)、
『交通安全と合理的な循環』という観点からは、まさしく納得せざるを得ない素晴らしいシステムだと実感できる。

( 2002/07/16 作成 )
夕方のパリ、ドゴール広場で。
ここのロータリーは実にすごい。
見ていて退屈しない。



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