プロヴァンス滞在記

16.作者のつぶやき
各ページにちらほら書いているので、すでにお分かりかとは思いますが、私たちの趣味はクライミングです。ただし、フリークライミングというやつです。

このスポーツ、日本ではなかなか正確に理解されていなくて、よく説明に苦労します。
近頃はさすがに、『岩にいろいろと打ちつけながら、登るやつですね?』とか、『今までどれくらい高い山に登りましたか?』などと聞かれることも少なくなってはきたが、そういう、『山ヤ』ではなくて単純に岩登りだけを楽しんでいます。

日本では、フリークライミングは、はっきり言って、いまだにマイナーなスポーツですが、フランスではとてもポピュラーで、子供から年配の方まで、思い思いにクライミングを楽しんでいます。 学校の体育授業にも取り入れられたりしているようです。

厳しいクライミングは毎日続けられるものではなく、1日か2日登ったら休まないと、体がボロボロになってしまいます。
休みの日は、疲れきって1日中寝てしまうことも多いのですが、せっかくヨーロッパにいるのだから、なるべく出かけて、少しでも何かを見てこようと心がけています。

ビュークスの岩場。
こういうクライミングをするのが趣味です。
Reve de papillon (8a), Buoux




この滞在記は、過去十年ちょっとの間に、クライミング目的でプロヴァンスにたびたび滞在した間に行った場所や、エピソード・感じたことを、書き綴ったものです。

添えている写真は、必ずしも話の内容に合っているとは限りません。 文章も作者の個人的な偏った視点から書いていますので、皆さんが抱くプロヴァンスのイメージとは、かなり違うかもしれません。

また、いろいろな時期にまたがっているので、場合によっては、現在の現地の状況と整合性が取れていないかもしれません。 なるべく気をつけたのですが、そのへんは、あまり突っ込まないで下さい。


ビュークスの岩場。
Reve de pates (7c+), Buoux


南仏に限らず、ヨーロッパに滞在することの最大の楽しみは、私はやはり、歴史感覚を味わうことだと思います。

もちろん、日本にも2000年の歴史があり、行くところに行けば、それを実感できるのですが、残念なことに、例えば、私たちが住んでいる横浜で400年前・500年前の時代の痕跡を見つけるのはとても大変なことです。

しかし、ヨーロッパでは何気ない建物が400年前・500年前の物で、いまだに現役というのが当たり前のことです。
『ヨーロッパ人』の重厚な歴史感覚はこういった土壌から出てくるのではないでしょうか。

それを見に行く私も、より深く知るために、知識が必要だと痛感しています。
暇な時はなるべく本を読んで知識を深めようとしているのですが、読めば読むほど勉強不足を思い知らされます。

フランス語もさっぱり上手くなりません。(物覚えが悪い年齢になってしまいました。)
ゴルド(Gordes)。
定番の写真ポイントですね。









なお、地名が分かり易いように地図を載せようかとも考えたのですが、やはりやめました。
地図を作るのが面倒くさいというのが一番の理由です。(注1)

気になったところは、ぜひとも御自分で地図を開いて探してみてください。
きっと楽しいと思いますよ(言い訳)。

( 2001/03/18 作成 )

(注1) 参考地図を作成してみました。(2002/02/01)



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