プロヴァンス滞在記


滞 在 日 記  (2010年-2)
2010/5/3(月) 〜 5/7(金) Ariege(アリエージュ)



5月3日(月)曇り、雨
◆Ariege(アリエージュ)・モンガイヤール(Montgailhard)へ移動。

■7時にセットしたはずの目覚ましが、6時に鳴った。移動距離も長いしと6時半に頑張って起きた。
空は晴れ。
タカス家も今日移動するとのことで、すでに準備を開始している。タカス家が移動するタルン(Tarn)はそれほど遠くないが少し寄り道しながら行くのだそうだ。
■起きた時は晴れていたがすぐに雲が沸いてきて今にも降りそうな空に。風も少しあって寒い、10℃くらいしかないようだ。9時半頃我が家は準備完了。時々雨がパラパラ来たが大事には至らず。タカスさんと一緒にレセプションに行ってキャンプ場代を精算。今回はレシートをしっかりチェックした。オーナーの女性と一緒に写真を撮って(居合わせたフランス人の女性が撮ってくれた)「サヨナラ」。

■タカスさん達はもう少し準備に時間がかかるということでここでお別れをして、10時頃キャンプ場を出発。我が家にしては早い出発だ。

■アプトルクレでワイン等を買い出ししてピレネーに向けて出発。前回の教訓(下道は時間がかかる・・・)により、Avignonの先ですぐに高速に乗った。12時頃高速にのり、途中事故渋滞(3kくらい)と、モンペリエ(Montpellier)の料金所で少し混んだ以外は順調だった。西に向かうにつれ雲が厚くなって行くのが気になる・・・。

■15時頃、カルカッソンヌ(Carcassonne)のパーキングで城塞の写真を撮った。
カルカッソンヌの先で高速を降り、フォア(Foix)に向かう。 田園風景、特に広大な菜の花畑が美しい。時々雨が降る・・・。

■16半頃、フォアを通過。Hyperインターマルシェ、LIDL、ルクレ等、スーパーはいっぱいあって買い物は楽しそう。

■キャンプ場はダンナがネットで事前調査済み。最初に寄ったモンガイヤール(Montgailhard)のキャンプ場が良さそうだったので、すぐに決めてしまった。天気も怪しいし、疲れてしまったので。泊まり客は私達のみ(後から何台か来たが)、張り場はよりどりみどり。悩んだ結果、トイレ炊事場に近いところで道路側(交通量は少ないが、みな飛ばすらしく、車が通るとうるさい)にテント場に張った。
(↑)キャンプ場のレセプションで。
管理人の女性と記念撮影。


(↓)キャンプ場で。タカス家とお別れ。
ここからは別行動です。
帰国までにどこかの岩場で会えるかな?
■ナメクジ被害を考えて川沿いのキャンプ場は避けたつもりだったが、ここも道路と反対側はカナル(運河)だった。
テントを張り始めたところで雨が降り始めた。前回は危機一髪で雨の中の設営を免れて来たが、今回は残念ながら雨の中の設営となった。
18時頃、荷物も運び終わってホットしたところで雨が止んだ。失敗したかな〜と思ったが、すぐに土砂降りの雨が降り続き、この雨じゃなくて良かったと、胸を撫でおろした。
■シャワーもホテルにるようなシャワーで、蛇口を捻って出すタイプで、シャワーヘッドも固定ではなく取り外し可能、高さ調節も可能、熱いお湯がたっぷり出っぱなし。超快適!人が少ないので(今はシャワールーム一カ所しか解放していないが)ボイラーがオーバーワークになってお湯が出ないなんてこともなさそうだし。
洗面所もお湯がでる。ただ炊事場は水しか出ない。熱湯がでる蛇口が2カ所別のところにあるので、そこで盥にお湯を汲んで皿を洗うしかなさそう・・・。

■20時頃、夕食。
★夕食
パエリヤ缶
プロヴァンサルソーセージ
Ventouxワイン
降り続く雨の中、気分が暗くなる・・・。
運動したい!
トポを見て妄想、気分を紛らわせた。
早いが22時頃、消灯・・・。
雨は土砂降り、降り続く・・・。

晩ご飯を準備中。
外は冷たい雨。春とは思えない寒さ。




≪ダンナのコメント≫
■今回も予想外に長くいた
Bonnieux、とうとう出発。タカス家ともお別れです。 タカス家はTarnへ移動。 我が家は、今回のツアーの目玉、アリエージュ(Ariege)を目指します。でも天気は下り坂。ちょっと心配・・・。
■天気は非常にビミョウなまま、今にも大雨になりそうな感じなので、あまり悩まずに事前に調べたモンガイヤール(
Montgailhard)のキャンプ場へ入った。張り場所を悩んでいるうちに雨が降り出し、大慌てで設営、荷物搬入。その後土砂降り・・・。なかなか絶妙な判断だった。。。夜もひたすらすごい雨・・・。あすはどうなるやら・・・。



5月4日(火) 雨、雪
◆雪にビックリ!どうしようもないので、あちこちドライブ(徘徊)??

■昨日の夜から土砂降りの雨が降り続く。
目は覚めたものの寒いし雨だし、なかなか起きられない・・・。コーヒー飲んだり、シリアルかじったりし様子を見るが、雨の止む間もない。
■昨日の夕飯の皿洗いを実施。盥を2個持って行って、熱湯を盥にためて、荒いすすぎをした。人が少なくてバッティングしなければそれほど苦痛ではない。でも洗い場もお湯にして欲しいな〜。

■10時頃、朝食。
★朝食
インスタント野菜スープ
パン

■10時半頃、歯を磨いていいると、雨の中に何か違うものが混ざっているのに気づく。もしかして雪?
暫くして完全に雪になった。さすがに想定外だ!

■顔を洗っているところに、オーナーの青年がやってきて、「今日はすごく冷え込むので小さな部屋を提供するので使って良いよ」という。行ってみるとバス、トイレ、キッチン、暖房、ベット付きのモービルハウス(ヒュッテ?)。今日は只で提供してくれるとのこと。なんて親切なんだろう。テントじゃ凍死しそうなほど冷え込むのかしら?有り難くお借りすることにするが、シュラフだけ運び込んで寝るときだけ借りることにした。鍋皿まで運ぼうとすると大仕事なので、シャワー夕食まではテントで済ませることにした。あまり汚さずに済むし。

■雪のことを心配しながら11時過ぎ、買い出しへ。温度計は0℃。山が白くなっている。
インターマルシェとブリコマルシェで合羽を探すが売っておらず、ブリコマルシェで長靴(防水靴)だけ買った。

■雪の中、岩場巡り。駐車場から近いところだけダンナが歩いて見に行ったが、全滅。岩自体も想像していたより傾斜が無かったり、あまり綺麗でなかったりで、モチベーションも下がっていく。16時半頃キャンプ場に戻った頃には、少し気温が上がり(3℃くらい)すっかり雨になったが、結局ここで登るのは厳しそうということで、移動の相談をする。明日明後日は雨予報なのでテント撤収厳しいから、観光かな?もう1週間以上登っていないので運動したいけどしょうがない。

■シャワーを浴びて夕食の準備。
津々と冷えて来た。

★夕食
ダンナ特性のパエリヤ
Ventouxワイン
食べたら一気に暖まった。
食後モービルハウスに移動して、ゆっくりお茶を飲んだ。
洗濯物も広げてヒーターに当てる・・・。
(↑)散策途中にあった古城(廃墟)
(↓)国道を外れると、どこもこんな感じ。
(↓)キャンプ場のモービルハウス。
暖房完備でとっても快適。
■0時前にお休み〜
※タカスさんからメールが来た。無事にタルンに着いたが、タルンも大雨で強制レストになったとのこと。どこも一緒だね。
※寝ている間に動物にゴミを漁られた。ダンナ情報によると夕食準備をしているときにも入って来ようとしたが、リスの様な動物だったらしい。巨大りす?

≪ダンナのコメント≫
■昨夜から激しくなった雨がひたすら絶え間なく・・・とうんざり、朝も雨。。。参ったなぁ・・・。しかも寒いなぁ・・・と思いつつ、サニタリー(洗面所)で歯磨きしていたら、何だかおかしい。雨が白い!? えっ? もしかして雪?? いま5月なんですけど・・・??とビックリ。しかもどんどんひどくなって、あっという間に周囲が白く積もってきた。
■いままで、フランス滞在で色々なことがあったけど、これはさすがにビックリ仰天。完全に想定外です! まさか5月の南フランスで雪!しかも積雪するほどなんて・・・(ここはピレネーは近いけど標高は低いです。エリア的には標準の南フランスなのに)。
■このまま雪に閉ざされては生活がヤバい!まずは車を出せるうちに、食料と雪対策品を買い込んでおかなくては・・・と慌てて買出し。長靴と食料を買い込んだ。4月が例年以上に暑くて、『今年は天候不順』を完全に忘れていたのだが、まさか5月にこんな目に遭うとは、ホントウに驚いた。いい思い出になりそうです。
■夜は、キャンプ場オーナーの好意で、初めてモービルハウスに泊まることになった。。。なかなか快適。でも逆に何だか落ち着かなかった。。。



5月5日(水) 曇り、雨
◆観光、二オーの洞窟(Grotte de Niaux)

■8時頃、起床。
天気は曇り、小雨?気温は6℃。昨日より6℃高い。
今日は体が温まるかと買ってみたココアを入れた。お湯でといただけだと何だか物足りない・・・。
コテージ快適だが落ち着かないので簡単に掃除して早々に9時半ころテントに戻った。
キャンプ場のお兄さんがテントにやってきて「もう一日コテージを使うか?」と聞いてくれた。有り難いことだがやっぱり落ち着かないので「テントで大丈夫」といっぱいお礼を言って断った。

■10時前に朝食
★朝食
昨日の残りパエリヤに玉子を入れて。

■11時頃、出発。
まずはインターマルシェで買い出し。
ニオーの洞窟(Grotte de Niaux)の洞窟観光に向かう。小雨だと、昨日見えなかった景色も見える。岩山だらけでなかなか壮大なかっこ良い景色が見える。ほんの少し青空が覗くこともあって昨日よりも気分も少し軽くなった。ただ見える岩みんな濡れてる!でも乾いてきている岩もあって、案外乾きやすいのかも・・・と、期待も膨らむ。
■ニオーの洞窟(Grotte de Niaux)の13:30からの英語ガイドツアーに参加。1回20人で締め切りとなる。洞窟の中に入ると照明はいっさい無し。一人一人に手持ちのライトが渡され、自分達で照らしながら歩く。足下は滑りやすく薄暗い。ご年輩の方が多いが事故などはないのだろうか?と心配になる。所々水たまりあって、私もかなり苦戦。でも看板も電灯もない穴の中を歩くのはいかにも探検といった感じで面白い。先史時代の壁画で有名な洞窟だが、壁画がなくても十分楽しめる。ケービングも楽しそうだなと思った。ただ思った以上に長い行程で、クライマックスの壁画の部屋に辿り着いたときには、喉が乾いて、頭痛がしてきてヘロヘロになってしまった。ご年輩に負けた・・・。壁画もなかなかのものでした。
前行程約1時間半、心構えが必要です。洞窟の中は12℃とのことで、外より暖かかった。

■私がダウンしてしまったので、ラ・バーシュの洞窟(Grotte de La Vache)の駐車場に移動して少し休憩。クライミングエリアもある。少しして洞窟まで歩いてみた。途中岩場の前を通るが、しょぼいし、濡れてるし・・・。洞窟も営業時間16時までで、そろそろ店じまいの時間だった。少し先まで歩いてみるが、他の岩場は見えそうにないので引き返した。

■昨日雪で行けなかった岩場(Genat)に行ってみた。まだ雪景色だが、車道は問題なかった。(工事中で重機の工事作業を中断させないと通れない・・・)
車を降りてから目的のエリアまで登り約5分。岩はなかなかかっこ良い。かなり濡れているが、ケーブ右の8a、その隣のスラブ7aは辛うじて登れそうな感じ。8aはそそるらしいのだが、7aは・・・。

■ついでにもう一カ所の岩場(Calames)も確認してみることに。私は駐車場でダウン、ダンナだけ岩場を見に行く。片道15分くらい。戻ってきたダンナが「ここが一番岩も状態も良い」って。「登るとしたらここかな〜」って。
(↑)ニオーの洞窟(Grotte de Niaux
左奥に坑道(観光用の新坑道)がある。

(↓)ジェナ(Genat)の岩場。
素晴らしい岩場ですが、状態最悪・・・。
■19時半頃、キャンプ場に戻った。体が冷えてしまって寒い。傘さしてキャンプ場内(今日は他にお客さん0)を走ってみた。少し体は暖まったが足が濡れてびしょびしょになってしまった。
シャワーのお湯の温度も下がってしまい、最初ほど快適ではなくなった。

■21時頃、夕食。
★夕食
今日もダンナ特性パエリヤ、七面鳥入り。
2009年物(当たり年)のコルビエールワイン
・・・ちょっと甘めであっさりで美味しかった。

私は頭痛でバファリン飲んでダウン。
結局明日は土砂降りの雨でなかったらテント撤収して移動することにしたが、夜半から土砂降りの雨、雨、雨・・・。

≪ダンナのコメント≫
■まだ周囲は雪だらけ。昨日よりはマシだが異常に寒い。しかも小雨。。。クライミングなんてもう論外です。かと言って、こんな天気では撤退も出来ない。もう開き直って観光するしかないですね。とりあえず今日はこの地域の最大の目玉、二オー洞窟(
Grotte de Niaux)に行ってみることにした。
■ニオーの洞窟(
Grotte de Niaux)は、先史時代の洞窟壁画をナマで見られることで有名です。壁画の質も高いと評判。先史時代の壁画と言えばラスコー(Lascaux)が最も有名ですが、ラスコー(Lascaux)は人の出入りが増えたせいで環境変化により壁画が劣化・閉鎖となり、レプリカしか見れません。 ニオーの洞窟(Grotte de Niaux)は本物を見れますが、ラスコーの轍(てつ)を踏まないように、洞窟内の環境を厳密に守るため、1回・20人以下でガイドつきツアーのみが行われている。メインの壁画の部屋ではCO2検知器もあり、滞在時間も限定されている。毎日昼過ぎには英語ツアーもあり、私たちはそれに参加した。入場料:9.4ユーロ(1人)は高いか?と思ったが、英語ガイドがみっちり・こってりと解説しまくり、所用時間も1時間半なので納得。とても面白かった。
■そのガイドツアーでとても不思議なイギリス人(中年男性とオクサン)がいた。洞窟に入る前の待ち時間中、非常にテンションが高く、あれこれ話しっぱなし。ガイドが始まると、ガイドの女性に質問しまくり、さて坑道(アクセス用)に入ったら50mも進まないうちに、「具合が悪くなった」「これ以上進めない」と帰ってしまった。。。まだ洞窟の入り口なのに・・・。みんなあっけにとられていた。f^_^;
■夕方、ジェナ(
Genat)の岩場とカラメ(Calames)の岩場に行ってみた。どちらも今回の目玉の岩場。昨日は道が積雪で敗退したが、今日は岩場まで見に行けた。でも予想通りで状態最悪。何から何まで雪だらけ。雪解け水が滝になってハングの中は雨が降っている。。回復まではとうぶんかかりそうです。やはり、天気の回復を待って撤退しかなさそうですね。。。



5月6日(木) 雨のち曇り、時々日差しあり
◆今日も観光。カタリ派の城巡り。

■8時、起床。
雨が強くなったり弱くなったりの繰り返し。テント撤収は困難なため、観光に決定。
インスタントコーヒーを飲みながらダラダラ・・・。
11時頃に朝食(昼食?)
★朝食
昨日の残りパエリヤに玉子を入れて。今日は七面鳥入り。肉がしっかりしているので昨日食べきれず残った・・・。

■昼過ぎ出発。出かけるころに雨は止んだが、見える岩は昨日乾き始めていた岩も全てびっしょり。。。
まずはインターマルシェへ。今日はタイ風カレーを作る予定だが、肝心のカレーの素が変えず、ルクレに梯子。ルクレにも無かったがタイ風チリスープの缶詰が格安で売っていたので購入。今日は何とかタイ風カレーが作れそうだ。
■そしてダンナ待望のモンセギュール(Montsegur)の城へ。が、駐車場に着いてみると、約40cm程の積雪が行く手を阻む。岩山の天辺に城跡が見えるが、そこに辿り着くには片道約1時間のハイキング。しかも最初が雪のラッセル。辿り着いたとして果たして本当に開いているのか?フランス人カップルが普通の格好で登って行ったのが気なるが、ここはやっぱり無理はせずということで、下から写真を撮っただけで我慢。雪に観光まで阻まれてしまった。

■帰り道、ロクフィサード(Roquefixade)に寄り、こちらも下から城跡の写真だけ撮った。この時だけ青空が広がった。
フォア(Foix)の街によって偵察。ニオー洞窟の入場券がFoix城の入場割引になるので、明日移動するときに寄ってみようかということになったのだが、治安上の問題で却下。駐車場の様子から荷物満載での観光は無理そうだ。

■17時頃キャンプ場に戻ってきた。テントが乾いているのを見てびっくり。驚く程のことではないのだが、ずっと雨だったから。。。
雨も止んだし気温も上がったし(上がったと言っても9℃)走りに行くことにした。

■やっぱり運動不足で体がなまっている。でもキャンプ場からの気持ちの良いランニングコースを見つけた。遠くの岩山を背景にした田園を見上げながら走っていく林道。突き当たりは私有地にぶち当たり終了。片道15分。行きはほぼ登り、帰りは下りで丁度良い。でも今回が最後か?今日は40分程走った。

■シャワー浴びて、夕食の支度。
20時過ぎ、夕食
★夕食
ボー(子牛)の肉団子入り、タイ風カレーリゾット
2009年のメネルボアワイン
どちらも最高に美味しかった!

雨が降っていないだけで、気分が違うし、体の調子も良くなるから不思議。
天気は予報通り回復方向の様です。
でも食器洗いに行った時に霧雨が・・・。

お茶をゆっくり飲んで、22:30頃お休み。

(↑)モンセギュール(Montsegur
はるか山の上がカタリ派の砦ですが・・・
すごい雪ですっ!積雪40cm位!
もう何から何まで雪!笑っちゃいますね。

(↓)ロクフィサード(Roquefixade
崖の上に見えるのがカタリ派の砦です。
≪ダンナのコメント≫
■昨日程度の小雨ならテントを撤収して移動しょうかと思っていたが、昨晩からまた激しい雨、朝も止まず。諦めて今日も観光・・・。昼過ぎに雨が止んで曇りに変わった。
■開き直って今日はカタリ派の城巡り。カタリ派は、古い人はアルビジョア派なんて学校で習ったはずですが『カタリ派』が正しい。ちなみに時々混同されるヴァルドー派とは別物です。善悪二元論、菜食、禁欲、ローマ教会批判で知られる。矛先が変わった十字軍の徹底的な虐殺・略奪対象になったが、南仏文化の衰退・フランス王権の拡大を知る上で重要な歴史的事件です。
■そんなわけで、まずは何と言ってもモンセギュール(
Montsegur)。カタリ派最後の拠点で山奥・断崖絶壁の上にある。今回の旅で一番見に行きたかった場所なのだが・・・なんと積雪40cm(?)。さすがにこの雪の中を片道1時間半も歩けません。たとえ行っても、この雪ではきっと開いてなどいないでしょう。季節外れの大雪に降参です。(*_*) 下から切なく見上げて終了。。。
※しかし、この雪の中を、山へ向かって、普通の革靴で登っていったカップルがいた。山へ、視界から消えた後も、暫く私たちはいたのだが帰ってこなかった。。。砦は開いているのか?あのカップルはどうなったのか・・・?(これには後日談もあります。6/5を参照ください)。
■次はロクフィサード(
Roquefixade)の城跡。ここも大雪で下から見上げて記念撮影でした。(>_<)
時間が余ったのでフォア(
Foix)へ行ってFoix城のアクセス・写真ポイントの下調べをした。Foix城はカタリ派の城ではないが、歴史上・城郭建築上とても興味深いお城です。



5月7日(金) 晴れ
◆サン・タントナン・ノーブル・ヴァル (Saint-Antonin-Noble-Val)に移動します。

■7時半起床。久しぶりの晴れ。
でも岩が乾くまでにはまだ時間がかかりそうなので、諦めてサン・タントナン・ノーブル・ヴァル (Saint-Antonin-Noble-Val)に移動することに決めていた。
久しぶりに気持ちの良い青空で、テントの撤収はスムーズだった。閉口したのはシートの下にびっちり張り付いている、ナメクジの子供。やっぱりいるんですね。これがそのうち大きくなって・・・。ぞぞっ・・・。

■10時前には準備完了したが、管理人の青年がいない。レセプションにいないときは向かいの家に声かけてねって書いてあるが、ダンナが家に行ってみると2匹の犬がじゃれついてくるだけで、人はいないとのこと。キャンプ場に何かの作業をしにきていた人に聞いたら電話してくれた。暫く待って受付の青年が登場。「今日はやっと晴れたが、岩が全部濡れていてNo Chanceなので、Give Upした。」と伝えたら、「天気悪くて申し訳なかったね」の返答。フランス人ぽくない会話だな〜。ドイツ人なら言いそうだけど。
また来るかもしれないことは言わずにさよなら。
■10時半頃、キャンプ場を出発。
まずは6月に来るかもしれないことを考えて、岩場の近くに見つけたキャンプ場の料金チェックに行った。今回のモンガイヤールのキャンプ場も申し分ないのだが、岩場近くのキャンプ場の方がテント場から岩場が見えてロケーションが良さそうだし、スーパーも近くにあることが分かったので。チェックしたところ料金は2ユーロくらい高い。ロケーションもそれほどではないかも知れない。シャワーの温度は知る由もなし・・・。

■チェック終わって買い出しに。しかし見える岩場が乾いているように見えるのが悩ましい。まずはモンガイヤールのルクレで買い出しし給油。インターマルシェにも寄って3日分の買い出しをした。週末にかかるのと、サンタントナンに入るとあまり気楽に買い物にでられないので(近くに大きなスーパーがない)。
タラスコン(Tarascon)の町から。
岩場のある周囲の山は雪だらけ。。。
■13時前にモンガイヤールを出発し、途中トゥールーズ(Toulouse)のS・O・eScaladeに寄り(期待したトポは売っていなかったが、今回登れなかったCalamesのトポを売っていたので購入)魔のトゥールーズ突入。大都会とあって車が多く運転も荒い。経費節約で有料の高速は使わないつもりだったが、無料区間の環状線からの出口が渋滞していて気が付いたときには、車線変更不可能状態になっていた。不本意ながら有料高速でモントーバン(Montauban)まで行くことにした。下道だとかなり時間かかるし、早く行ってゆっくりしようということになった。モントーバンから下道を行き、サンタントナンが近くなってくると岩場がある渓谷の中を走る。岩は乾いているように見える。
■16時頃、サンタントナンのキャンプ場に到着。
オフシーズンはここのキャンプ場はとっても安い。受付のお姉さんは間違ってハイシーズン料金を提示してきたが、今はどこもPC入力自動計算なので大丈夫。自動計算された料金を見て「そうだよね〜」と思うのでした。 途中でオーナーの女性がやってきて「2年前にも来ましたよね」と覚えていてくれた。

■2年前は夜遅かったので張り場を吟味する余裕がなかったが、今回はじっくり考えて張った。まあまあ平らな所に張ることができた。 晴れて気持ちがよい。気温は15℃前後だが日向は暖かい。シュラフを干して、早速洗濯をした。

■シャワーを浴び、テーブルと椅子を出して外で夕食の支度をして、外で食べた。19時半頃から夕食。
★夕食
ご飯
オリーブ入り挽き肉の豚バラ肉巻き
ニース風トンの缶詰
2009年のコルビエールワイン
物足りないのでマスタードソースの魚缶詰をあけバケット(Sans sel)をかじった。
サン・タントナン・ノーブル・ヴァル
Saint-Antonin-Noble-Val
2008年と同じキャンプ場入り。
晴れています!!


■21時過ぎ、山の向こうに日が沈むと冷え込んで来たのでテントに入る。
ダンナは明日の夕食の支度。
※お湯を沸かしていてら、猫が音もなく登場(テントの全室に入ってきた)、可愛いのだがその図々しさにイラっとしてしまった。

お茶を飲んで、23時過ぎお休み〜。

≪ダンナのコメント≫
■今日は朝から久しぶりの青空。雲は多いものの青空がありがたい。でも今日は移動。昨日までの雨雪で岩場は期待できないのでね。。。キャンプ場の管理人に「やっと晴れたのに帰るの?」「せっかくの滞在が天気が悪くて申し訳ない」なんて言われたが(フランス人らしくない謙虚な発言が多い管理人です)、天気だけは仕方ない。ボニューのソフィさんの受け売りで、「セラビー(それが人生)」と言ったらウケていた。
■キャンプ場を10時頃に出発して、週末なので街で3日分の買い出しをして、移動先はサン・タントナン・ノーブル・ヴァル(
Saint-Antonin-Noble-Val)。16時頃にいつものキャンプ場に到着。久しぶりのテント外での食事が嬉しい。。。明日も晴れ予報なので久しぶりにクライミング出来そうです。