プロヴァンス滞在記


滞 在 日 記  (2004年-1)
4/14(水) 〜 5/04(火)



4月14日(水)
やっと出発だ〜!
前回(2002年)より荷物は減らしてコンパクトにした。 といっても、二人でザック23kg×2、鞄12kg×2、さらにPC、DVDカメラ、デジカメをハンドバックに押し込んで・・・。 総重量75kgくらいかな?
すれ違う人たちの視線を浴びながら、でっかい荷物を背負って電車で成田に向かう。
搭乗手続3時間半前に成田空港に到着した。 長い待ち時間だが慌ただしかった旅行準備から開放されて久々にリラックスできる時間だ。
5Fのラウンジで『サバの味噌煮定食』と『野菜炒め定食』を食べた。 意表を突いて美味しかった。 今後は、ここで飛行機が飛び立つのを見ながら食事というのが定番になりそう。 コンビニと本屋で買い物。
19:00やっと搭乗手続き開始。
実習生の名札を付けた初々しい綺麗なお姉さんが手続きをしてくれた。 そしてザック2個(計46kg)を預けその荷物がベルトコンベアで運ばれ視界から消えた後にその綺麗なお姉さんが
『はさみ、ナイフ等はお持ちで無いですか?』と聞く。 旦那がポケットからスイスアーミーナイフを出して
『これは?』
と言うと、綺麗なお姉さんは
『どんな小さなものでも持ち込みはできないんですよ。』
っと言って慌てだす。 あちこち相談に言った後、
『もうひとつ荷物を預けてその中に入れていただけないでしょうか?』とおっしゃる。
『預け荷物の重量だいぶオーバーするけど大丈夫?』
『もちろん構いません。』とのこと。
こちらは願っても無いこと。 いつも大荷物を機内持ち込みして ひーひー言ってたのだから・・・。 早速10kgを超える鞄に小さなナイフを入れてお預け。 お姉さんには申しわけなかったけどラッキー!! 日本じゃなかったら問答無用で没収だったかも・・・。
成田空港で。 クライミング道具、トポ、地図、パソコン関連品を詰め込んだ巨大な荷物も、
カートに乗せれば、とりあえずは一息つける。


そしてもうひとつラッキーが。 チェックインして搭乗時間を待ってるといると呼び出しが・・・。 カウンターに行ってみるとオーバーブッキングがあったのでビジネスクラスに変更とのこと。
ビジネスクラスってどんなだろうとワクワクしながら搭乗、2階を案内され上がっていくと広々としたスペースに大きなシート、荷物もたっぷり置ける。 もうすっかりおのぼりさん状態であっちこっちのボタンを触ったり、シートの使い方を確かめたり・・・。
食事はコースメニューのように一品一品ちゃんとした食器で出てくるし美味しい。 ワインもチーズも最高! サービス満点だし、 すっかりリッチな気分になる。 シートは広くて完全リクライニング、 快適に爆睡でした。 14時間のフライトが短かった。 おかげで今回は時差ぼけも無し。 置いてあった洗面用具の入ったポシェットもありがたく頂いてきました。


≪ダンナのコメント≫
出だしからラッキーの連続だった。こんなこともあるという話は聞いていたが、自分の身に起きるとは・・・。
機内では食事が美味しいのに加え、フランス人のパーサーさんが『飲みませんか?』と次々にワインを勧めにきて、すっかり酔って、食後は爆睡でした。



4月15日(木) 晴れのち曇り一時雨
早朝(4:30)パリのシャルルドゴール空港に到着。
ここからマルセイユ行きの飛行機に乗り換え。搭乗手続きは6:00だったが載せ変え荷物待ちとかでフライトは大幅に遅れ、結局予定より50分も送れてマルセイユ空港着(9:15)。
ついにマルセイユ空港に到着だ!!
1月からニースの語学学校に通っていた若月さんが到着ロビーで迎えてくれた。
私たちを待つためにここで夜明かししたそうだ。

まずはユーロドライブのオフィスで車を受けとる。
今回もお馴染みのクリオ・ディーゼルだ。 色はメタリックブルー。 3人分の荷物を満載し、高速に乗り、プラン・ド・カンパーニュを目指す。
ここのデカトロン(大手のスポーツショップ)でテント、シュラフ等を買い込みボニューのキャンプ場へ。 大きくて快適な(しかも安い)テントを張り、今度はアプト(APT)のルクレへ買出し。
今回の車(クリオ君)
後ろは、デカトロンで79ユーロで購入したテント。

鍋、フライパン、皿、マグカップ、ボール、スプーン、フォーク、ナイフ、ロウソク、キャンピングガス、等々・・・たっぷり2時間かけました。買出しの量に若月さんもビックリ。 木村家散財生活のスタートです。
キャンプ場に戻ってシャワーを浴びに行く。 毎度の事だがぬるいお湯しか出ないのを覚悟していたが、なんとお湯の温度調節ができる蛇口に変わっていてふんだんに熱〜いお湯が出る。 ボイラーがパワーアップしたらしい。幸せ〜!でも、後に顔ががさがさになって脱皮状態になったのはこれが原因だったのかも。
夜は3人でピザを食べにLaFlambeへ。 念願のPizza Royaleとテーブルワインを頼んだ。美味い幸せ〜


≪ダンナのコメント≫
ボニューのキャンプ場オヤジ(マルセル)は相変わらず。 『また来たか!』と嬉しそうに出迎えれくれた。
シャワーが強力になっているのにはとにかく驚いた。 快適そのもの。 またここのキャンプ場の印象が良くなった。



4月16日(金)
雨なので遅い朝食をとって再び買出しへ。 ついでにボニューとAPTのツーリストインフォメーションに行ってインターネットカフェの場所を聞いて行ってみた。 どちらも高いし小規模だし、日本語入力できず。
夕食:パスタ、生ソーセージを茹でたもの、シュークルート(缶)、ワイン
※生ソーセージはフランスではポピュラーで、街のスーパーで普通に売っている物だが、日本ではなかなかお目にかかれない。 特にアプト(APT)のルクレの生ソーセージは美味しく、お気に入りだ。



4月17日(土) 雨のち曇り
若月さんと3人で、まずはルクレで買出し。
BUOUXへ。
Fakirエリア
  Encore et toujours (6b+)
TCFエリア
  Alambic,sortie sud (6b)
  T.C.F (7a) ・・・ 私の積年の課題
Bout du mondeエリア
  Tabou (8a+) ・・・ 旦那の課題
調子悪し。初日だしね。
夕食:カスレ(缶)、木村家特性ベーコン丼、キャビア、ワイン

≪ダンナのコメント≫
昨年暮れから仕事が忙しくトレーニング不足と、故障の連続で不調なのは分かっていたが、こんなに登れないとは・・・、凹んでしまいます。
ビュークスのウォームアップはやっぱりここから。
Alambic,sortie sud (6b)



4月18日(日) 曇り時々雨
今日も3人で、ORGONへ。
 Pousse au reve(6a+)
 Benjamin bigoudi(6a+)
 Bassamba(8a+)・・・前回旦那が取りこぼしたルート
 Cuir et dentelles(7c+)・・・旦那ワークアウト

キャンプ場に戻って今日も熱〜いお湯を浴びるぞー!とシャワーを浴びに行くがなんと今日は水。 ガキンチョ大集団が一斉にお湯を使ったためにさすがのボイラーもワークオーバーになったらしい。 寒〜い。
夕食:生ソーセージと野菜の煮込みスープ、パン、ワイン。 (鍋がキャンピングガスから滑り落ちて、結構こぼれちゃいました。底がツルツルで危険な鍋だ。 オレンジの安物鍋には気をつけよう。)

≪ダンナのコメント≫
せっかく昨晩から仕込んで作った自慢料理が半分なくなってしまった・・・。ショック巨大。

オルゴン(Orgon)。
前回RPし損なった、Bassamba(8a+)。




4月19日(月) 晴れのち曇り
今日はレスト。
若月さんと3人で、ボニューの上のほうにあるパン屋(正面がパン博物館で地球の歩き方にも載ったパン屋だ。)で朝食。 パンはよく買うが、ここで朝食をとるのは初めてだ。 パンは大きいし温めてくれるのでサクサク、コーヒーはたっぷり。 安くてお腹いっぱい、大満足。 お勧めです。

Aix-en-Provenceへ。 まずクライミングショップへ。 旦那のテスタロッサ探しの旅の始まりだ。 今日は定休日で棚卸。 でも店員さんが優しくて対応してくれた。 欲しい物は無かったけど、マルセイユの店を教えてくれた。
 次にツーリストインフォメーションへ行ってインターネットカフェの場所を聞いて行く。 友達に簡単なメールを送った。
ボニューを見下ろす展望ポイント。
Bouc-Bel-Airのクライミングジムへ行きクライミングショップについて聞くと月曜日はどこも休みとのこと。 でブベレーのデカトロンならクライミング用品も置いてあるということで行ってみる。 確かにでかくてそれなりに品揃えも多いが、欲しかったものは無かった。 クライミングシューズもハーフサイズが無いのが難点。 私は35.5のミウラーが欲しかった。 旦那はテスタロッサと言い続けている。

PertuisのHYPER Uで買出し。 楽しみにしていたセプ(きのこ)入り生ソーセージを買った。
帰りにフォーレ・デ・セドル(foret des cederes)に向かう。 ゲート手前に車を置いて。、ボニューを上から眺める。 前回見つけたビューポイントだ。 時間も遅いしゲートくぐるとお金掛かるから今日はここでおしまい。 18:00以降に来ればゲートはフリーです。
夕食:セプソーセージを茹でたもの、プロヴァンサルソース掛けパスタ、トマト、ワイン
今日は食事の後シャワーへ。お湯熱くて幸せ〜。

≪ダンナのコメント≫
セプ入りソーセージは僕の大好物。 こんなに美味しいのに、何故かペルチュイのUでしか売っていない。 ペルチュイ方面に行ったときしか買えないのがとても残念だ。



4月20日(火) 晴れ
若月さんをアヴィニヨン(Avignon)T.G.B.駅に送っていく日。 昨日のパン屋へ朝食に行くが今日は定休日だった。 仕方ないのでAvignon駅まで行って カフェでお茶する。 ここで若月さんとは短いお別れ。 お別れ前に若月さんがサンドイッチをおごってくれた。

BUOUXへ。
LE STYXエリア
  Melodie Gael(6b)
TCFエリア
  T.C.F (7a)・・・トップロープで取り付くが核心ムーブできず。 今日もとほほ。
Bout du mondeエリア
  Tabou (8a+)・・・旦那、今日は結構良い感じ。これなら狙えるかな。
キャンプ場に帰って軽くjog
夕食:鳥ももの煮込み、ご飯(バジルソース掛け)
夜寒かった。
ドイツから来たアツアツカップル。
朝も夜も、ふと見ると抱き合って街を見ている。




4月21日(水) 今回初の快晴
ORGONへ。

Super mamie (6b)
Benjamin bigoudi (6a+)を初めてリードしたが、R.P.は次回にお預け。
Bassamba (8a+)・・・旦那、もう少しかな。
Cuir et dentelles (7c+)・・・旦那ワークアウト

夜、若月さんが予定より早くヒロ君を連れて帰ってきた。
夕食:ハンバーグ、シュークルート(缶)、パスタ、イカ墨イカ

≪ダンナのコメント≫
やっと、少しだけど、登れる体調になってきた気がする。なんとか8a+を一本くらい登って帰りたいものだ。
晴れた日の朝ごはん(パンだけど)。
やっぱり外が気持ちい。



4月22日(木) 曇りのち晴れ
ボニューのツーリストインフォメーションでアパート探し。
ボニューの旧教会近くの中世を感じさせるアパートに決まった。大家さんは隣村のラコストに住んでいて車で来てくれた。 アパートの中は今までで一番綺麗で設備が整っている。 ちょっと高いけど決めた。

今回はキャンプ場が快適なので無理にアパートに入る必要もないような気もしたけど、テレビキャプチャーを持ってきていたので、是非ともTVのあるアパートに入りたかったのでした。ロフトストーリー(今回はクロカテールという名前でやっていた)と音楽ビデオクリップを録画することを旦那はクライミングより楽しみにしているように見える。

5月1日から2週間の予約をしてキャンプ場に戻ると、中島くんとひろみちゃんが来ていた。これで日本人6人になった。
ドライブついでにラコストへ。
サド侯爵の城も、少しずつ修復が進んでいる。

夕方私の運転練習を兼ねて車窓風景をビデオ撮影しにドライブした。左ハンドル、右側走行にはなかなか慣れない。路肩に寄りすぎて旦那に怒られながらの運転。帰ってくるころには慣れたかな?
夕食:生ソーセージ、野菜スープ、パスタ、ワイン、いか墨のサルサ(缶)



4月23日(金) 晴れ?曇り時々雨
アプトのルクレで買出し。

BUOUXへ。
TCFエリア
 Alambic,sortie sud(6b)
  T.C.F (7a)
Bout du mondeエリア
  Tabou(8a+)
涼しくなって快適かと思ったら雨が降ってきた。
夕食:味付の骨付き豚肉、ご飯、野菜スープ
キャンプ場でみんなで宴会



4月24日(土) 晴れ 暑〜い
アプトのルクレで買出し。
天気が良いので、プチ・リュベロンの展望ドライブコースをドライブ。 遠回りして今日の目的地オルゴン(ORGON)へ。

Benjamin bigoudi (6a+)・・・R.P!宿題が一個片付いた。
Bassamba (8a+)・・・旦那、もう少しかな。
Cuir et dentelles (7c+)・・・旦那ワークアウト
夕食:ピザ屋、ピザロワイヤル、モッツアレラのピザ、ワイン、イールフロッタント

≪ダンナのコメント≫
プチ・リュベロンの展望ドライブコース(右写真)はあまり知られていないがとても快適で眺めのいいコースだ。 私のお気に入り。




4月25日(日) 曇り
一時みんなと別れて、1週間の予定でNICE方面、グールドン(Gourdon)を目指して移動。
出発前に、レセプションでオヤジ(マルセル)と話し込み記念撮影。

高速を飛ばして → GRASSE → Gourdonへ
Gourdon近辺をグルグル回ってキャンプ場探し。
何件か見てVenceのキャンプ場に決める。

入り口付近は快適そうに見えたが、すっごく敷地が広くて一等地は全てキャラバン用、テントは奥のほうに追いやられる。 閑散としていてここは安全なのか判断つかず。 結局、パソコンは岩場に持っていくことに・・・。
夕食:クスクス
≪ダンナのコメント≫
ボニューのキャンプ場出発前にみんなで記念撮影(右写真)。



4月26日(月) 曇り 寒〜い
Venceのルクレで買出し
クライミングの疲れと昨日の長距離ドライブで背中の筋肉がバンバンに張ってしまい、ルクレの買い物カートを押しながら捻った時に背中がビリッ。
私は背中痛でレスト
PUPUCE SURPLOMBへ
  不明ルート
  Mecanik Destruktiv (7c)
  Sika 1 (8a)
寒い!

≪ダンナのコメント≫
どんより曇ってとても寒いが、時々晴れ間が覗くと逆に暑い。 困った天気の一日。 月曜のせいか、岩場には誰もいなく寂しかった。(右写真)



4月27日(火) 快晴 暑〜い
ドライブと観光をかねてCASTILLONへ

La grande faceエリア
  Derniere Croisade (6c?)
プロカメラマンの千葉さんと松島暁人君たちに会う。
アキト君が8c+にトライするところをDVDカメラで撮らせてもらう。
とても暑くてモチベーションが切れたのと、皆が狙っているところで冷やかしでトライするのに気が引けたのとでそのまま帰った。 NICEを迷いながら通過して帰る。

テントの中でメールを書きながら、明日はBonnieuxへ帰ろうか〜。 ちょっと凹んでる。
夕食:パエリヤ、カスレ、チーズ

≪ダンナのコメント≫
NICE方面は完全に季節外れだった。
晴れたら暑すぎてとてもやる気が起きない。 モチベーションが全く沸かないし、これ以上ここにいても日にちの無駄かもしれない。 ボニューへ早急に戻るべきか? とても悩むところだ。
今日は暁人君のクライミングをビデオに撮れて、それはちょっと嬉しかったのだが・・・。
カスティヨンの岩場。日当たり最高。
冬はよいが、暑い季節になると
逃げ場がないのでちょっとツライ。




4月28日(水) 晴れ
Bonnieuxに帰るのを止めて観光に行くことにした。

アントルヴォー(Entrevaux)観光。 歩く歩くで疲れた〜。 アントルヴォーの要塞は、写真のとおり山の上にある。 見学するためには長〜い坂を登らなければならない。 もちろん観光命の私たちは上まで登ってしっかり見学してきた。 クライミングより疲れた?

アノット(Annot)観光。 岩がいっぱい。アノットの街はあまり観光ずれしていない田舎町で久々にほっとできた。 ここには大小の岩がいっぱいあって、ルーフになっている岩の下にはその岩を利用して家が建てられたりしている。 おもしろい。
夕食:ソーセージ、サンドイッチ昼の残り
≪ダンナのコメント≫
ボニューに戻ろうかどうしようか、朝まで悩んでしまったが、せっかくNICE方面に来たのだし・・・、観光と次回のための岩場偵察と割り切ってもう少しここにいることにした。 今日はまず、アントルヴォー観光。ヴォーバンの有名な要塞だ。一度行ってみたかった場所(右上写真)。 防御構造、地下の隠し通路など、とても興味深かった。 往きは、あちこちで工事中や崩壊による通行止めがあり、目的地に着くのが遅くなってしまった。



4月29日(木) 大雨
SRUPLOMBのアプローチまで行くが大雨で車から降りれず。
St Paul de VENCE観光

夕食:ベーコン丼、魚の缶詰、レタス、ワイン
※ベーコン丼は、角切りのベーコンが安く手に入るフランスだからこそ出来る料理。 ドイツ人仲間も絶賛の味です。

≪ダンナのコメント≫
どうも天気に恵まれず・・・。 まあ、天気だけはどうしようもないですね。 ・・・てなわけで今日も観光に決定。
サンポール・ド・ヴァンスは超観光地(右写真)。 雨にもかかわらず観光客でごった返している。 もちろん日本人も多し。 街はなかなか品良くまとまっているが・・・。



4月30日(金) 雨のち晴れ
朝大雨でクライミングは諦め、NICEに買い物に行くことに決める。 今度こそテスタロッサを買うぞ!
という訳で、ビーチを眺めながら車でNICEへ。ビーチ沿いのツーリストインフォメーションを探すが見つからず、いきなり迷う。一方通行と戦いながら何とかSNCF駅のツーリストインフォメーションに辿り着いた。 そこで南仏最大の品揃えを謳っているクライミングショップの場所を教えてもらって行った。
ここで念願のテスタロッサに出会うがハーフサイズ大きかった。 それより小さいサイズは置いてないとのこと。 残念!
仕様が無いので、若い店員さんに他の店を教えてもらった。
いやに簡単に地図に場所を示したのが気にはなったが、店名を尋ねると『******』。 念のため綴りを地図に書いてもらう。 ありがとうといって車に戻りその場所を探しに行った。 店員さんが印を付けてくれた場所の辺りを行ったり来たりするがそれらしい店が見つからない。 ぐるぐる回るうちに『******』ってもしかして・・・。 こんな名前のクライミングショップがある訳が無いことに旦那が気づいた。 明らかにあの店員に騙されたのだ。
フランス人は面倒臭くて適当なことを言うことはあるけど、こんな悪意を示されたことは無いのでちょっとショックだった。 NICEなんて嫌いだ!
NICEから戻ってくると晴れたので念願のGourdonの観光に出かけた。 帰りクライミングエリアに立派なCascade(滝)ができていた。 ビックリ・・・。 これは雨さまさまで見れた滝でした。
キャンプ場に帰るとテントの中が蟻だらけに。 水筒に入れていたハーブティーが蟻を呼んでしまったらしい。 しばらく蟻退治で大騒ぎになった。

夕食:プロヴァンサル味の鶏肉、ポテチ
≪ダンナのコメント≫
昔からどうも私はNICEは相性が良くないと言うか・・・良いイメージが全くなかったのだが、今回は決定的だった。
道は難解、歩行者のマナーは最悪、街中が渋滞・・・。 やっと目的の店に着いたら品揃えは期待外れ、挙句に店員に嘘つかれ・・・。
紹介された店の綴りを見たときにピンとくるべきだったのに気付かなかった自分がさらに悔しい。 2単語に別れて書いてあったが、フランス風に続けて読めばとても下品な言葉だ。 こんな名前の店なんて在るはずがない。
キャンプ場に戻れば蟻騒動で・・・とにかくサイテイの一日だった。
後ろに見えるのがグールドン。
★ニース事件の訂正です。
帰国後だいぶ経って、友人が日本に持ち帰ったフランスのクライミングショップの通販カタログの店舗欄を見ていて、彼が教えてくれた場所の近辺に確かにクライミングショップがあることが判明しました。
彼が嘘をつこうとしたわけではなかったことがわかり、ほっとしました。
店は通販が主体のため表に目立つ看板を出していなくて判り難く、店の名前も違っていて、彼が教えてくれた店名はレシートに記載される名前で(何故か看板名とレシート記載名が違う)、しかも、彼はその綴りを間違えて、つなげて読むと下品な名前にになっていた・・・。
コミュニケーションって難しいですね。。。



5月1日(土) 晴れ 移動中時々雨
NICE方面の偵察(?)終わりということで、(ホントにクライミングはほとんどしなかったな〜)ボニューに帰ることに。NICE方面はあんまり良いこと無かったからとりあえず嬉しい。
荷物整理をしているときに、ダウンが無いことに気付く。 記憶をたどると昨日の朝洗面所のフックに掛けたまま忘れたことを思い出した。 慌てて探しに行くが無かった。 諦めていたが、キャンプ場のレセプションにたずねると保管してあるとのこと。 親切だ〜。VENCEのキャンプ場がとっても好きになった。 あんな汚いダウンを持っていく人もいないんだろうし、キャンプ場の人も捨てたりはしなかったんだな。 ヨーロッパでなくしたものが出てくるなんて殆どありえないから嬉しかった。
キャンプ場からまずカンヌ(CANNES)を目指す。 カンヌ周辺は信号が多く、まるで日本みたいだと旦那がイラついていた。
カンヌの先からは海岸線を走る。
通過する街はリゾートって感じで豪邸が立ち並ぶ。 有名な建築家の家の前では写真を撮っている人がたくさんいた。
海岸線の風景はとても良いが、観光客と車も多い。 海岸線をずっと行くのは諦めてAgayから内陸に入り高速道路に乗った。

途中マルセイユ空港に寄ってメールの送受信をした。データが重すぎたのか、プロバイダーが安定しないのか1時間も掛かった。路駐した車の中で留守番の私は不安、不安、不安。このまま帰ってこなかったらどうしたらよいのだろう・・・? 私はフランス語も喋れなければ英語も喋れないのに・・・。 と、不安になりきった頃にダンナが帰還。 やっと出発。
Cornishe de l'Esterel
カンヌから快適な海岸線をドライブ。
途中カドネ(Cadenet)で渋滞にハマる。車を降りて偵察に行くと、狭い道の両側に路駐車両があり観光バスが立ち往生している。そこで数人の男性が右側の車を掛け声を上げながら歩道に持ち上げようとしている、ほとんど放り投げてる。もうすぐ片付きそうだったので急いで車に戻った。
やっと動き出した車の中からさっき投げられた車を見るとマフラーが地面に落ちていた。ヨーロッパだなーと思ってしまった。まあ後先考えずに路中した方も悪いわけで自業自得。人の迷惑考えない路駐もヨーロッパ的?
1時間近く遅刻して予約していたツーリスト用アパートに到着。 隣村に住んでいる大家さんに電話しなければと思っていると、大家さんが外の駐車場で待っていてくれた。 ありがたい!フランス人は待つことには慣れているかな? おじさんはアパートの電化製品の使い方を一通り説明して帰って行った。
一息ついてからAPTのルクレに買出しに向かうが、様子がおかしい。 今日ってメーデー、祭日だ!!!
買出しできないので、いつもは利用しない普通のガソリンスタンドでガソリン(高い!)だけ入れて帰る。 旦那はアパートで念願のTVキャプチャーを使っての録画を試し始める。私は片付けと洗濯。
夕方キャンプ場に行くと中島くんとひろみちゃんが明日タルンに出発するというのでアパートで宴会をすることに。
アパートに戻ってシャワーを浴びようとするがお湯が出ない! 給湯用のブレーカーがOFFになっていたのでONにしてみるが(この時夜間電力用と思われるタイマーまでいじってしまい後で悩むことに。結局関係なかったけど。) ぬるま湯しか出ず。 シャワーを諦め食事をする。 夕食はパエリヤ。 9:30ごろ若月さんとヒロ君、中島君、ひろみちゃんが来て宴会。 パソコンで日本で撮ったクライミングビデオを見たりして盛り上がった。
0:00皆が帰るころになってお湯が出るようになった。
皆が帰った後、熱いシャワーを浴びて疲れきっていた旦那も生き返る。 何はともあれお湯が出るようになってほっとした。

≪ダンナのコメント≫
とても疲れた1週間。 Venceのキャンプ場そのものは悪くはない、なかなか快適だったが、暑かったり大雨だったりの天気には参りました。 これからしばらくはアパートでくつろげるかな・・・? 少なくとも雨の心配からは開放される。



5月2日(日) 曇り 大雨
Bonnieuxのスーパー(日曜日も午前中だけやっている)で買出し。 洗濯物を洗濯機に突っ込んで出かける。 小さなドラム式の洗濯機がうるさいので出かけてる間に回すことにした。
BUOUXのT.C.Fエリアへ。 若月さんとヒロ君と合流。 若月さんのT.C.Fクライミングを撮ろうと旦那が上からぶら下がるが、雨が降ってきて撮影不可能に。 回収して雨宿り。 すごい雷と雨。 止みそうも無いのでずぶぬれで車まで帰る。

アパートに帰ってスープの仕込みをした。 今回のアパートは広くて綺麗だが、部屋と台所の仕切りがなく寒い。 ヒーターなしでは居られない。 また湿気がこもりやすい構造らしく洗濯物が全然乾かない。 シャワールームに強力なヒーターが付いていたのでそれをフル回転して洗濯物を乾かそうとしたが、電気メーターがすごい勢いでグルグル回るのを見て慌てて消した。 その後シャワールームのヒーターは使わないことに。
夕食:サーディーン炒めパスタ、カスレ、野菜ベーコンスープ

≪ダンナのコメント≫
せっかくDVカメラを持ってきたのに・・・、なかなかクライミングのビデオを撮れない。 ビレイの都合上、仲間たちが一緒の時でないと空中からの撮影は出来ない。 もうじきみんな移動でバラバラになってしまうので焦ってしまう・・・。



5月3日(月) 曇り時々雨
Cavaillonのブリコ・ルクレでTVキャプチャーするためのケーブルを買う。昨日、一昨日とスーパーが休みで、TVキャプチャーがお預けになっていたので旦那はやっと買えたと喜んでいる。

ORGONへ。
Super mamie (6b)
Bassamba (8a+)・・・ホールドが濡れていて途中敗退。
Fox et Mathews (8b)・・・旦那ついに8bに手をつけた!

電気代をケチって出かけている間ボイラーを止めていたら旦那は無事だったが私がシャワーを浴びているうちにお湯がぬるくなってしまった。寒い!

旦那は早速ケーブルを繋いでTVの録画を試みるがうまくいかずイライラしている。

Fox et Mathews (8b)
ムーブが2箇所どうしてもつながりませ〜ん。
≪ダンナのコメント≫
せっかくTVキャプチャーカードを持ってきたのに・・・録画できないどころか、いきなりドライバを認識しない。 どういうこと? 日本での事前テストでは全く問題なく綺麗に録画できたのに・・・。 まさかドライバCDまでは持ってきていない・・・。
業務で鍛えた知識をフル動員して何とかドライバは認識させ直したが、今度は音割れと音ズレがひどい。画面も下1/4位が切れてしまっている。 SECAMへの映像形式の変更がうまくいっていないと予想されるが、いくら確認しても設定は間違っていない。 何度リセットし直してもダメ。ひょっとしてと思い、他の映像形式にてリセットし直してもダメ・・・。原因が全くわからない・・・。 降参か?正直参りました。



5月4日(火) 曇り時々雨
若月さん、ヒロ君と一緒にマルセイユ観光へ。
マルセイユに入って少し迷ったけど無事に駐車場に入った。 最初に腹ごしらえ。港に面したカフェでサンドイッチを頼んだ。 これが私が今まで食べたサンドイッチの中で一番美味しかった。 その後ネットカフェに行くことにしたが日本語入力のできるPCが1台しかないので代わる代わる行くことに。 後は待ち合わせ場所をマックに決めて自由行動に。
私たちが最初にネットカフェに行き、1時間後若月さんと交代した。 その後クライミングショップを3件回るが念願のテスタロッサを買うことができなかった。 1件だけテスタロッサを扱っていたがサイズが無かった。 ちなみにマルセイユのクライミングショップの店員さんはみんな親切。 『あの店なら有るかもしれない』と丁寧に次の店への行き方を教えてくれた。
若月さん達との待ち合わせまでまだ時間があったのでサン・ビクトール・バシリカ聖堂を見に行った。
夕方待ち合わせ場所のマックに集合して、今日の最大の目的であるブイヤベースを食べにでかける。

観光客目当てと思われるレストラン街を歩いてどこにしようかと悩む。 結局、「地球の歩き方」に紹介されたという観光客目当てのレストランは避けて、その向かいの店に入った。
18ユーロのメニューを頼む。 私は前菜のサーモン、ブイヤベース、シュークリームのチョコかけ。
そもそもブイヤベースはそんなにあり難がって食べるものではなく日本人はあまり美味しいとは思わないものと若月さんから聞かされていたが、まあまあいけた。 確かにあり難がるほどのものではないかな? でも超有名な名物料理だし一回は食べてみるのも悪くない。

アパートに戻ると旦那が再びPCと格闘。 今日はうまく録画できるようになった。 旦那嬉しそう。
サン・ビクトール・バシリカの外観。
度重なるイスラム教徒の攻撃に備えて
要塞化された。
≪ダンナのコメント≫
マルセイユのサン・ビクトール・バシリカ聖堂は僕には思い出深き場所。
10年ちょっと前、初めてここを訪れた時、地下礼拝堂でたまたまミサが行われていて、マグダラのマリアの祭壇の前で地元の人から熱心にマグダラのマリアについての説明を受けた。 その熱心さから私はマグダラのマリアに興味を持つようになったのだ。
ブイヤベースは僕も初めて。 理由は単純、興味なかったから。 なぜだろう・・・? 昔からTVの南仏紹介では必ず出てくるし、紹介される作り方から味も予想出来てしまうせいだろうか??
食べてみて・・・、味はやっぱり予想通り。 でも、店の雰囲気は良かった。 観光客ズレしてなく、さりげなく気の利いたサービスはとても好感を持てた。
TVキャプチャーカードの不調の原因は意外なことから判明。 熱暴走or静電気らしい。 昨晩、匙を投げて、ケーブル類を全て抜いて放置。 今朝、接続したら何事もなかったように完璧にキャプチャーするではないですか・・・!! そのままクライミングに行き、夜帰ってきてチャプチャーしようと思ったら現象再発。 もしや・・・と思い、ケーブル類全て抜き、1時間放置後に再トライすると何事もなかったかのように正常にキャプチャー。 これではいくら設定を見直してもダメなはずですね。アパートの電源が悪いのか、電波状態が悪いために介しているブースターに問題があるのか、このキャプチャーユニット自体の初期不良なのか・・・は、現状ではわからない。
それに、正常に動作するようにはなったが、1時間が限界のようだ。 徐々に音ズレが始まり、2時間近くなると音割れが始まる。 ふううぅ・・・。