プロヴァンス滞在記


滞 在 日 記  (2004年-3)
5/26(水) 〜 6/20(日)



5月26日(水)  晴れ
12:00過ぎ出発
le Rozierで買出し。
Le navireエリアへ
  Les soeurs petard 6a ・・・フラッシング
  Le petit massoro 6b+ ・・・TRフラッシング
  El diablo perverso 7b ・・・ 旦那オンサイト。
Calmez-vousエリア見学
  arnaque.com 8a ・・・ 旦那は触りたそうだったが、他のクライマー達に完全に占拠されていて、取り付くシマがない状態だった。
L’oasifエリアへ
  La banda del rulos 8a ・・・ 旦那。どんなルートかハングドックで偵察に行く。
Le Rozier散歩

夕食:ベーコン丼、野菜煮込み

≪ダンナのコメント≫
El diablo perverso 7b ・・・:普段なら、出来て当然のオンサイトではあるが、今の自分にはとても嬉しい。 グレードはちょっと甘め? でもルート内容・核心ムーブは素晴らしかった。 La banda del rulos(8a) は前傾、フィットネス系ルート。中間部の大穴で休めなければもっと面白いかも・・・。難しいルートに取り付けるようになってきて、タルンでのクライミングが楽しくなってき始めた。



5月27日(木)  曇り 夕方晴れ
観光なので9:30頃出発。
ミヨー(Millou)へ。
ツーリストインフォメーション
クライミングショップ(テスタロッサはあったがハーフサイズ違いで買えず。惜しい!)
INTER SPORTS(何もなし)
インターネットカフェ(14:00からで閉まっていた)
SuperUで買出し
ATACで給油
ドライブへ → Montpellier le Vieux(ハイキング。入場料二人で10ユーロも払ったけどイマイチ?)→ Millou → Gorges de la Dourbie → la Roque-Ste Marquevite → Payreleau → le Rozier → 帰宅

夕食:パスタ、poitrine de porc farce(細かく刻んだ豚肉の胸肉)のセプ(きのこ)入り。

≪ダンナのコメント≫
今日もテスタロッサを買えなかった・・・ ガッカリ。
モンペリエ・ル・ヴューは微妙。 確かに奇岩が多くあって一般人には面白いのだろうが、私たちクライマーにとっては見慣れた岩。 むしろ、スケール・展望は普段私たちが岩場で見ている眺めのほうがずっと素晴らしい・・・。 10ユーロはとても高く感じた。
モンペリエ・ル・ヴュー
(Montpellier le Vieux)
このような奇岩・岩塔があちこちに・・・
でもなぁ・・・。これを登れるわけじゃないし・・・。
私たちにとってはちょっと外したかも・・・。





5月28日(金)  晴れ雲多し
13:30頃出発
C.E.S beachエリアへ
 Crocus 6b ・・・フラッシング
 Namasute 6c ・・・TRP
Gullichエリアへ
 Bar-bitturique 8a ・・・ 旦那。トゥーンから来たスイス人と一緒にトライ。 核心を越えたのに落ちてきた。
帰宅21:00頃。遅くなってしまった。

夕食:豚肉と野菜スープ、ごはん、ワイン(ちょっと高い2ユーロのBordaux美味しい)

≪ダンナのコメント≫
岩場で何気なく気付いたのだが、自分の足の裏がロックフォールチーズの匂いになっている・・・。
こんなの初めて。 山羊チーズばかり食べてると体臭が山羊チーズの匂いになることはあるが(経験アリ)、ロックフォールチーズは稀にしか食べていないはず・・・。 なぜ??  …そういえば、この辺一帯はロックフォールチーズの産地だ。 ミヨーは集積地として栄えた街だし・・・。 自然生活をしていると足の裏がそういった系統の菌の影響でもを受けるのか??  日本にいるとよく『足の裏が納豆の匂い・・・』なんて話を聞くが、ひょっとすると関係あるのかも知れない。 とても不思議だ。

追記 : 1週間後、ドイツに移動してすぐ足の裏のロックフォールチーズ臭は消えました。 やっぱり・・・?



5月29日(土)  晴れ
観光なので9:50頃出発。
→ Rodez → Gramat → Rocamadour
念願のRocamadour観光。ここでもいっぱい歩く。
→ Cahors(ヴァラントレ橋観光)→ Cajarc → Villefranche-de Rovergue(HyperUで買出し)→ Cordes-s-ciel(ここの観光も楽しみにしていたが時間切れで通過)→ Albi → Millau → 帰宅

夕食:カナルのソーセージ、野菜+マッシュポテトのスープ、ワイン(昨日のBordauxはすっかり味が抜けてしまっていた。)

≪ダンナのコメント≫
5日前のロカマドゥールは通過しただけ。 今日は本腰を入れて観光。 有名な巡礼地だけあって観光客がとても多い。 それは良いとしても 聖域に入るまでの街中があまりにも世俗的に観光地化されているのには正直言って閉口した。 人払いをしながら狭い通りを走る遊覧列車や観光用エレベータは如何なものか?
ロカマドゥールからは ドルドーニュ川〜ロット川の渓谷コースのドライブ。 途中カオールに立ち寄る。 カオールのヴァラントレ橋(Pont Valentre)は要塞化した橋の見本例としてその手の本では必ず紹介される橋だ。 一度見に行きたかった場所なのでうれしい。
ヴァラントレ橋
サンチャゴ巡礼路の標識も見つけた。

ドルドーニュ川からロット川の辺りは、訪れる者に郷愁を感じさせる場所として、よくプロヴァンスと比較される地域だ。たしかにいい感じ。 次回はもっとじっくりと滞在してみたいものだ。
帰り道にアルビ通過。 サント・セシル(Ste-Cecile)大聖堂の傍を通った。 サント・セシル大聖堂はアルビジョワ十字軍以降に建設され、カタリ派弾圧の象徴のように語られることの多い大聖堂だが、夕日を受けて赤い石材の外壁がさらに赤く、とても印象的に美しかった。



5月30日(日)  曇り、雨、晴れ、曇り
12:30頃出発。

c.e.s beach...エリアへ
 des formations bucheron 6a ・・・フラッシング
 namaste ・・・ 雨でぬめっていて、核心ではで落ち。今日はダメだ。 雨でコンディション悪し。

Gullichエリアへ
 Bar-bitturique 8a ・・・旦那RP。ヌメリながらも頑張った!
ORGONで知り合ったフランス人の友達に合った。
夕食:ベーコン丼、シュークルート、ワイン(Ventoux)
≪ダンナのコメント≫
湿気の強い一日。 Bar-bitturique 8a を落としに行く。 核心越えてまた落ちそうになってしまった。 手がヌメってなかなか乗っ越せず。 クリップも出来ない。 かなり苦労してなんとかクリップし乗っ越せたが、超ヤバかった。 超お買い得の8aだと思ったのに こんなにて手こずるとは思わなかった。
写真右上は同ルートで、ミュンヘンから来たクライマー。 彼女のビレイが怪しくて、いつも取付きまで落ちてきてグランド寸前。 とってもラブラブなので彼は気にしてないようだが、見るほうはヒヤヒヤ。 彼が落ちると周りから『Oh My God』なんて声が飛ぶ。 一緒にいたドイツ人の仲間たちですら引いてしまうほどのラブラブぶりが印象的であった。



5月31日(月)  曇り夕方雨
c.e.s beach…エリアへ
 traction picrate 6b ・・・フラッシング
 namaste 6c ・・・RP。 今日はあっさり登れた。
 不明ルート 6a〜6b ・・・フラッシング
treser du zebreエリアの駐車場でロープを忘れたことに気付きc.e.s beach…エリアの駐車場へ戻ると、さっき隣で登っていたフランス人たちが私のロープを持って降りてきてくれたところだった。すれ違いにならなくて良かった。ありがとう!
treser du zebreエリアへ
 mecontence mammouthale 6c ・・・ 私の超苦手のムーブ。
l’oasifエリアへ
 la banda del rulos 8a 旦那

夕食:生ハム、パエリヤ、カスレ、ワイン(Bordaux)

≪ダンナのコメント≫
la banda del rulos 8a :ムーブ固めに行くが、昨日の疲れがひどいのと、湿気がひどく話しにならない。1回触ってやめた。 また今度・・・。



6月1日(火)  雨
レスト、観光。

11:00頃出発。
ラ・クヴェールトワラード La Couvertoirade(テンプル騎士団の作った村?)シーズンオフだったためメインの城壁見学ができず。
→ Millau買出し → 帰宅

夕食:ハム、poitrine de porc farce(細かく刻んだ豚肉の胸肉)のセプ(きのこ)入り、白身魚フライ丼(魚の味付けにシトロンが入っていて丼の味付けに合わなかった。)ワイン(コルビエール)
≪ダンナのコメント≫
ラ・クヴェールトワラードの、礼拝堂の外庭の 風化しかかった墓石がとても風情あり(写真左上)。 連休明けの平日で、しかも雨のせいか人をぜんぜん見かけない。 ひっそりと静まり返っていた。
晩ご飯が、久々の大失敗だった。 白身魚のフライを見つけて丼にしたら美味しいかな・・・と思ったのに、魚がレモン味で最悪だった。 ちゃんと ingredientsにcitronと書いてあったのに確認を忘れていた。



6月2日(水)  晴れ、曇り、強風
le navireエリアへ
 nationalists,mon cul! 6c
l’oasifエリアへ
 la banda del rulos 8a 旦那RP!
元気で気の良いドイツ人達と登った。
とっても背の高いドイツ青年がトライしていたが見るからに力が無い。彼が旦那に『君のムーブの方が良いのだけど僕には出来ないんだ。きっと僕が大きすぎて岩のサイズに合わないんだ。』って。コメントが可愛かった。

夕食:生ハム、メキシカン味の鶏肉と野菜の煮込み、パスタ、ワイン

≪ダンナのコメント≫
今日の目標は La banda del rulos (8a)。 デカくて人相が怖いけど実は気のいいドイツ人と一緒に登る。 ず〜っとかかりっぱなしのヌンチャクは彼のものだ。 通常の人の核心部分は彼には問題ないようだ。 一手先の良いホールドまで手が届いてしまうから・・・。 『問題は私の心だ』と彼が自分で言っているように、核心を越えて信じられないようなところで落ちてしまう。 ガバを掴んでるのにクリップ出来ずヌンチャクを握ってしまったり・・・。 登る前に取り付きで、ラップのリズムに乗り気持ちを盛り上げていたのも印象的だ。 私は先に登って岩場を去ったが彼は登れたのだろうか? 気になるなぁ・・・。



6月3日(木)  晴れ、曇り、強風、寒い
tresor du zebreエリアへ
 serpent cyclope 6b ・・・フラッシング
gullichエリアへ
 microcosme consanguing 7a+ ・・・ムズイ
le navileエリアへ
 l’equipeur desagrege 7a+ ・・・核心ムーブを1時間やり続けて力尽きた。何日か通えばできそうだったけど・・・残念。

夕食:生ハム、野菜スープ、マッシュポテト、カスレ、ワイン

≪ダンナのコメント≫
久々の1時間以上(1時間半近く?)の長時間ビレイ。 腰がツライので岩の狭間に寝っ転がってビレイしたら、岩の突起が絶妙な具合で腰のツボに・・・。 思わず声が出るほど気持ちよかった。 しばらく悩まされていた腰痛もすっきり。 あの岩を持って帰りたい・・・♪



6月4日(金)  晴れ・・・ドイツは雨
5年ぶりのドイツに向けて出発。
→ le Puy-en Velay サン・ミシェル=デギュイ礼拝堂観光。
車が荷物満載で駐車場に置いておくには物騒なので、一人づつ見に行った。 受付のひとの英語がまったく聞き取れず。 旦那から事前に何を聞かれるかを聞いていたのにもかかわらず・・・。
礼拝堂は修復中で中には入れず、その代わり料金は半額でした。
→ LYON → Beaune →Besanson →MULHOUSEで休憩 → KARLSRUHE → NURNBERG → FRANKENJURA
午前3:00にキャンプ場に付いたが、こんな時間にテントを張ることも出来ないので、近くの駐車場まで戻って車中泊。爆睡。
夕食:ドイツに入って高速のパーキングのカフェで。
≪ダンナのコメント≫
出発のときにオクサンに運転してもらい、タルン渓谷の風景をDVカメラで撮影した。 また当分、フランスクライミングとも、この雄大な風景ともお別れ・・・。 懐かしくなったら撮ったビデオを見よう・・・!
目指すフランケンユーラはドイツ南部であるが、タルンからはとても遠い。 まともに行っても着くのはどうせ夜中だろうし、ル・ピュイ(le Puy-en Velay)へ寄り道をする。 ル・ピュイはサンチャゴ巡礼路の出発点として有名。 以前から訪問したいと思いつつなかなか寄れなかった場所なのでうれしい。(写真上)はサン・ミシェル=デギュイ礼拝堂



6月5日(土)  雨
午前7:00頃目が覚めてキャンプ場へ。
マルタ、ヨハネスと再会。二人とも元気だ。
雨なのでテントを張る気になれず小屋を借りることにした。
かつてEicherのシャワーと言えば、川の水を直接引いてきた冷たい水シャワーしかなく、5年前は温水プールに行ったり他のキャンプ場のコインシャワーを借りに行ったりしていた。 でも今回はコインシャワーが1台設置されていて、早速浴びに行く。 1ユーロで5分間滝のように熱いお湯が出る(途中で止めることはできない)。一気に生き返った。
その後の私たちのシャワーの浴び方は、まず冷たい水で髪を洗い、タオルを水で濡らし体を洗い、そこでコイン投入。5分間たっぷり熱〜いお湯を浴びるとお風呂に入ったように疲れが取れます。でも長シャワーなので混んでいるときは、ちょっとプレッシャーがかかるのが問題。
シャワーでサッパリしたところで、隣村のObertrubachのパン&ケーキ屋へケーキを買いに行った。ここのケーキは絶品。朝食代わりにケーキを2人で4個買ってきた。やっぱり美味しい〜(朝食では食べ切れなかったけど)。
ErlangenのROT PUNKT SPORTS(クライミングショップ)に行くが、以前あった場所に店が無い。トポの住所を見ると移転したらしく住所が違っている。その住所を頼りに町をグルグルまわった。道が複雑で旦那が冷や汗をかきながらやっとの思いで場所を確認したが時間が遅くなってしまったので買い物はできず。Forchheimのエデカで買い出し。キャンプ場に帰ってマリアばあちゃんと再開。まだまだ元気だ。ちょっと心配だが車の運転もまだしている。
夕食はモシュロイトへ。ここのケラービールも絶品だ。コルドンブルーを注文したらすごい量で食べ切れなかった。でもとても美味しかった。ドイツの食生活も幸せ!
夕食:モシュロイトにてコルドンブルー、ケラービール

≪ダンナのコメント≫
朝、私が車から出るなり、マルタが『サブロー!』と叫んで抱きつきに来た。 長期滞在していた頃の記憶が一気に蘇る。 それにしても5年ぶりなのに、あんな遠目でよく私だと一目で判ったものだ・・・。 マリアばーちゃんも元気だ。 84歳。 目の手術をして以来、視力もよくなって以前よりも元気になったらしい・・・。
小屋でちょっと仮眠して、さっそく昼はオーバートゥルバッハのケーキ、夜はモシュロイトのガストホーフへ、 肥満街道一直線! モシュロイトのケラービールは相変わらず絶品。 ここでしか飲めないのが本当に残念でしようがない。



6月6日(日)  晴れ、曇り
Weissensteinエリアへ
 Eieruhr 6+ ・・・フラッシング
 Akku 7+ ・・・ムズイ
 Seven up 7+ ・・・RP
 Krampfhammer 9 ・・・旦那RP
Richard Wagner Felsエリア
 Fight Gravity 8+ ・・・超有名かつ大人気ルート。一回触ってみようかと思ったけど、案の定、人がいっぱいだったのと、旦那が登って一言『ヌンチャクがかかってたからいいけど、マスターじゃ登りたくねーな』で、私は見ただけで敗退。いつか登れる日がくるのでしょうか?
Frankentura初日、フランスとはまったく異なるタイプの岩に苦戦。
キャンプ場に帰ってEichlerのバイスビールを飲む。うまい!至福。
夕食:クスクス、ニュールンベルガー、ワイン(コルビエール
アイヒレル・キャンプ場のヒュッテ(小屋)で・・・。
トポを見ながら悩むダンナ・・・。
明日はどこに行こうか・・・?




6月7日(月)  晴れ、暖かい
Toni Schmid God-Wandエリアへ
エリアの真ん中の壁が7/31まで登攀禁止。UPルートがないのと暑いのとアプローチが悪いのとでやる気をなくし、Mambo Cavallero 9- 触ってみようと思っていたけど、見ただけ。
気を取り直して・・・
Rolandfelsエリア
アプローチの川の渡り口が分からず迷う、何とか川を渡ると岩が見え旦那が先に登って行ってしまった。私は旦那に置いていかれ一人でアプローチを登って行った。が途中で踏み後が無くなってしまった???どうしようかと辺りを見回すが岩も無ければ旦那の気配も無い。しょうがないので道無き道を歩き始めるがだんだん心細くなってくる、まあ遭難するような場所じゃないけど涙目になってくる。とそこで旦那の呼ぶ声がする。助かった〜。結局私はルートを確認している旦那に気付かず、岩の目の前を通り過ぎたらしい。つかれた。
  Kleine Menschen brauchen mehr Schlaf 7
  Jo-Jo 7+
Ziegenfelder Wandeエリア
 Space Invader見学
ここはアプローチが近いので地元クライマーのアフターファイブ岩場になっているようだ。
Torbogenエリア
 エリアを探しに行く。かなり難解だったが、旦那の野生の勘で見事たどり着いた。満足。
Heldwandエリア
 アプローチ近いので、見に行った。
キャンプ場に帰ってから今日もEichlerのバイスビールを飲む。

夕食:ドーフィネグラタン(缶詰、フライパンで焼くが固まらず)、シュークルート

≪ダンナのコメント≫
Rolandfelsのアプローチは近い。 川を渡ったところで、森の中に見える目的地Rolandfelsを指差して『あそこだから・・・』と言って一緒に登ったハズだったのだが・・・。 私が先に着いてトポとルートを見比べていると、オクサンが目の前を通り過ぎて行く・・・。 『ん? どこ行くんだろう? 裏側の易しいルートでも見に行ったのかな?』と思って、引き続き今日の自分の課題を考えて、一服して・・・30分くらい経ったろうか? 『あれ?そういえば、まだ戻ってこない・・・』。 裏側を見に行ってみるがいない。 まさかと思い、オクサンが進んだ方向に行ってみると・・・キジ場を通り過ぎ、森の中の何もない斜面に真新しい踏み跡が延々と続いている・・・。 『迷ったのか?』 と呆れながら、トレースを追いかけ、大声で呼んだらやっと発見できた。 あまりもの大胆な迷子に驚いた。
Torbogenエリアは・・・、よく話題になるDown Under 9+ を見に行くのが目的だったのだが、トポの記述がじつに難解だ。 辿り着けなかったという日本人の話を何度か聞いたことはあったのだが、確かに分からない。 ドイツ語を読めれば何とかなるのであろうが、トポのこの地図(マンガ絵)だけでは辿り着けるほうがおかしいと正直思った。 村の中心に車を置き、 『なんとなくこっちのような気がする・・・』という殆ど偶然のような野生の勘?で目的地に辿り着けてしまったのではあるが・・・。



6月8日(火)  晴れ、暑い
オーバートゥルバッハ(Obertrubach)のパン&ケーキ屋の ひまわりパンとチーズケーキ(ケーゼクーヘン)を買いに行く。ひまわりパン(ゾーメンブロッヒェン)も凄く美味しい。
朝食の後、ビデオを撮らせてと言うとばあちゃんはこんな格好ではと言って着替えて来てくれた。マルタも呼んでビデオの前でポーズ。ばあちゃん固まっている。写真じゃないんだけど・・・ばあちゃんお茶目。
ビデオのお礼だといって、ばあちゃんにフランキッシュワインとシードルを貰った。
Erlangen のRotPunkt Sportへ14:30頃着くが15:00まで昼休み。駅でアイスを食べる。
15:00になって店に行くとミラン・シコラ(Milan Sykora)がいた。5年前よりちょっと落ち着いた感じになっていたが、フレンドリーなところは全然変わっていない。テスタロッサは予想通り無かったけどチョークバックを二人で買った。するとMilanがチョークをプレゼントしてくれた。もうすぐ帰国なのでチョークは必要なかったのだけど、気持ちが嬉しかった。
Forchheimで買出し。
Pottensteinエリア、Barenschluchtwandeエリアを見学。
夕食はモシュロイトへ。
キャンプ場に戻ってからワインを飲んだ。

夕食:モシュロイトでパプリカシュニッツェル、シャンピニヨンシュニッツェル、ケラービール

≪ダンナのコメント≫
マリアばーちゃんはお茶目で面白い。 昔の人だからカメラとかビデオは嫌いかな? と思ったら逆で、撮られるのは嬉しいらしい。 お礼までもらってしまった。 でも、ビデオを向けるといつも凝固してしまう・・・。カメラじゃないから動いてくれないと絵にならないのに・・・。 お馴染みのミラン・シコラも相変わらず元気だった。 いくつか岩場の情報をもらった。
晩ご飯は再びモシュロイトへ。 ケラービールがやっぱり美味しい。 2杯飲んでしまった。 ケラーはアルコール度数が通常のビールよりだいぶ高いので要注意だ。 でも美味しいからなぁ・・・やっぱり1杯じゃ寂しい・・・。



6月9日(水)  晴れ、暑い〜
旦那二日酔い
Stadeltenne
 Station 52 7 ・・・ムズイ
 Stadeltenne 8- ・・・今回の目標
Veldener Wand
 Trainsporting 10- ・・・旦那、濡れていて敗退
Nestelgrund
 Masada 10-をチェック
 岩全体は汚い
Bladerunner-Wand
 迷って迷ってやっと見つけた。
 岩は綺麗だが、アプローチは遠い。
Rabenfelsエリアは登はん禁止になっていた。Falconが巣を作ったから?
キャンプ場に帰ってから今日もEichlerでドゥンケルビールを飲む。
夜遠くで雷。

夕食:白菜、豚肉と昆布の煮物、ごはん、ドイツの魚缶、フランキッシュワイン



6月10日(木)  晴れのち曇り、蒸し暑い
Schlossbergwandエリア
 Action Perfect 6 ・・・RP
 Fight Graffiti 7- ・・・フラッシング
 Dezentraler Energiepfad 8- ・・・ムズイ
Moschendorfer Wandエリア
 Fliegender Grafix 9+/10- ・・・旦那
Geruchtekucheエリア
 Prawda 10- ・・・旦那かなり辛い
キャンプ場に帰るとヤンと彼女(ミヒャエル)が来ていた。ヤンとは5年ぶりの再会だ。そんなに長いこと会ってなかったなんて信じられないねと話した。ヤンは変わっていない。
Eicherのビールを一緒に飲んでいると、すごい雨と風が。スコール、ストーム、嵐だー!!!
小屋を借りていて良かった。屋根があるということは有難いことだ。

夕食:昨日の残り(白菜、豚肉、昆布)スープで雑炊。ドイツ魚缶、フランキッシュワイン
ドイツの森の中の岩場。
Schlossbergwandエリア
誰もいないとさびしいな・・・。
≪ダンナのコメント≫
モチベーションがあまり無いせいか 食いまくってるせいか(たぶん両方?)体が重く調子悪し。 それに、目指すルートはことごとく濡れてるか、鳥類保護で登攀禁止。 今回は簡単なルートをそこそこに楽しんで終了ってパターンかな? まっ、ビールが美味しいし 食べ物もファットで美味しいし、そんな滞在もたまにはいいか・・・。
ヤンと再会。 ベルリンから新しい彼女を連れて会いに来てくれた。 クライミングはもうやってないらしい。 今回は単純に私たちに会いに来ただけ。 片道500kmの道のり ありがとう! 新しい彼女(ミヒャエル)は予想通り 前の彼女(サビーネ)とは全く逆のタイプ。 今は サビーネとは友達として仲良くやってるそうだ。 サビーネにも新しい彼が出来たとか・・・。 夜遅くまで、積もる話で盛り上がった。



6月11日(金)  雨、曇り
ヤン、ミヒャエルと一緒に朝食をeicher(eicherで食事するの始めて)で食べているとイランから電話が。『明日朝そっちに行くよー』って。楽しみ!
Obertrubachの銀行でキャッシングした後、いつものパン&ケーキ屋さんでケーキとコーヒーでお茶した。
GoessweinsteinのLIDLで買出し。
キャンプ場に戻りeicherのバイスビールを飲みながらブラッドビルスト(ソーセージ)を焼いて食べた。
その後ドライブがてら町のゴミ捨て場にごみを捨てに行く。 ここはゴミの分別がわかりやすい。 キャンプ場に置いてあるゴミ箱は、ビン、缶、紙、生ゴミだけ。 それ以外はどうしたらいいのか良く分からない。 町のゴミ捨て場に行けば分かりやすいのだが夕方のほんの数時間しか開いていないので何時もゴミ捨てには苦労する。
私は昼のビールが効いてダウン。復活してから久々に旦那の散髪をした。
夕食後、今日も嵐。

夕食:味付け肉、卵パスタ、ワイン(Spatburgunder甘い)

≪ダンナのコメント≫
今日は髪を切ってもらった。 気分サッパリ。 ヤンはキャンプ場をぶらぶら、テントで昼寝したり・・・。 夕方からバンベルグの友人宅へ出かけて行った。 夜中にキャンプ場に戻る予定とか・・・。 我が家は昼からソーセージとビール・・・。 あぁドイツだ・・・。



6月12日(土)  曇り、雨、曇り、時々晴れ、寒い〜
朝食が終わってヤンたちと話をしているとまた大雨が降り出した。そこにイラン登場。
Ilanとは2年振りの再会だ。元気そうだ。

Stadeltenneエリア
 ここでバーント登場。4年ぶりの再会。
 Stadeltenne 8- ・・・RP
 サクッと登るはずが4回目でのRPになってしまった。
 ヤンとミヒャエルは時間切れで途中で帰ってしまうし、Iranとバーントも待たせてしまって情けなかった。旦那がヤンに『根性なし』という言葉を教えていた。
 でも登れて良かった。

Hetzendorfer Wandエリア
 Supermakro 9- ・・・旦那RP。 凄いルーフでボルダームーブ
夕食、Iranとモシュロイトに行くが結婚パーティーで貸し切り状態。 諦めて、前回よくビールをケースで買いに行ったMeister Gasthof(写真右上)へ初めて料理を食べに行った。 ここは名前どおり、ビールのマイスターとして近辺では有名だ。料理はイマイチだがビールは美味しい!Iranがおごってくれました。 ありがたい。 キャンプ場に戻ってIlanに日本で撮ったクライミングビデオを見せた。 満点の星空!寒い〜
夕食:meister Gasthofでシュニツェル、ビール
キャンプ場でとっておきワイン(Cort de Luberon)を開けた。

≪ダンナのコメント≫
イランとバーント、久しぶり〜〜。 イランは2年ぶり、バーントは4年ぶり。 2人とも今はパパさん。 家族サービスで忙しく自由にクライミングが出来ない様子。 イランはベルリン郊外に家を買ったとか・・・、毎週2回のバーベキューですっかり立派なお腹になってる。 またみんなでクライミングが出来て嬉しいな。 ケニーがいないのが残念だけど。
オクサンがStadeltenne (8-)をやっとRPしてくれた。 『今日の一発目で登れないとはっ!根性なし!』 と言ったら、ヤンが 『konjo-nasiってどういう意味?』って聞いてきた。 ヤンはこの言葉が気に入ったらしくしばらく連呼していた・・・。 まっ、なにはともあれRPおめでとう。
夜は ケラービールを飲むつもりだったのでとても残念。 でもマイスターのビールも美味しい。 前回はケースで買って毎晩飲んでたっけか・・・。



6月13日(日)  雨、曇り、晴れ 寒い
Iranと朝食をとり、バーントがキャンプ場に来て一緒に出かけた。
Kacholongエリア
 岩場に着くなり大雨、私のグレードは全滅
 Boulderkantine 8 旦那フラッシング
Endoramaエリア
 ここでも止んでいた雨が岩場に着くなり大雨
 Schauer Power 9+ ・・・旦那 悪い〜
 皆が登ると思って旦那がヌンチャク掛けに行ったのに、Iranとバーントが時間がもう無いからって登らずに帰ってしまった。誰もいない暗い岩場に二人だけとり残されてものすご〜く寂しくなってしまった。すぐに回収して移動した。
Weissensteinエリアへ
 ここでも止んでいた雨が着くなり大雨。今日は祟られている・・・。寒いし登らずに帰る。
Eicherでバイセンビールを飲む。なんだか寂しい。
今日も星空。

夕食:魚缶×2、サーディーンパスタ、ワイン

≪ダンナのコメント≫
今日は困った天気の日。 岩場へ移動中は晴天なのに、岩場についた途端、一天掻き曇り・・・土砂降りになる。 それが3回連続。 どういうこと? イランとバーントもいきなり帰っちゃうし・・・寂しすぎ。 次にみんなに会えるのは何年後かな? また会うのが楽しみだ。



6月14日(月)  晴れ、雲多し
午後、荷物20Kgを日本に送った。
いよいよ帰国が近い。

Weissensteinエリアへ
(This is)THE END 6- フラッシング
 Panische Zeiten 7+
 Wilde 13 8- ・・・5年前全然できなかったムーブができた
 Krampfhammer 9 旦那
 Quergang 8- 旦那

キャンプ場に帰るとマルタがケーキを出してくれた。
マルタと一緒にお茶をしているとフィンランドのカップルとドイツ人青年二人がビールを飲みに来て一緒に話をした。マルタたちが皆に私たちのことを話しているらしく、我々はキャンプ場のクライマーにはちょっとした有名人になってしまっているらしい。
キャンプ場の朝食
十数年前に旦那が5ヶ月もここに滞在したことがありそのときは一人しか宿泊者がいないときもあったとかで、余程印象深いのでしょう。長期滞在する日本人としてめずらしい存在らしい。
ケーキを食べ終えてマルタに『今日はモシュロイトに夕食に行く』と言うと、『今日は休みだから他のところを探さないとダメよ…』、とガストホフのリストを見て一緒に考えてくれたが結局マイスターに行くことにした。ケラービールを最後に飲むことができなくて残念。
キャンプ場に戻ってからワインを飲んだ。寒い夜だった。

夕食:misterコルドンブルー ビール

≪ダンナのコメント≫
送り返す荷物は当初、10kg程度のつもりだったのが、あれもこれもと箱詰めし梱包が終わったらかなりの重さになっている・・・。 『これは10kgなんてことはありえないな』 と、オクサンに持ってもらい確認すると、『そうかなぁ、10kg位と思うけど・・・』との返事。 『そんなわけねぇだろう・・・』と心の中で思いながら、郵便局で秤に乗せるとナント20kg。 もうっ、力持ちなんだからぁ・・・。
今日は最後のロープクライミング。 時間が半端だし、昨日みたいに誰もいない岩場で寂しいのも嫌だし・・・で、アプローチ至便で必ず人がいるWeissensteinに行くことにした。 同じキャンプ場にいるフィンランド人カップルやスペイン軍団も来ていた。 私はこのエリアは何年も前に卒業してるのでトレーニング。 オクサンは前回まるでダメだったWilde 13 (8-) のムーブが出来て喜んでいた。 進歩してますね。



6月15日(火)  (火) ドイツ晴れ → フランス曇り
荷物を車に詰め込んだ。 20kgの荷物を送り返したおかげでいつもより楽だった。
アイヒラー(Eicher)で朝食を食べ、マリヤばあちゃんとマルタにお別れ。 マルタは抱きしめて「また来るのよ」と別れの挨拶をした後、犬のネリーを病院に連れて行くため私たちより先に出かけた。 ばあちゃんは眼をウルウルさせて私たちを最後まで見送ってくれた。ここを出発する時は一大イベントになってしまう。
→ Nurnberg → Heilbronn → Freiburg → Mulhoose → Besanson →(西に向かうにつれ曇り空になってきた)→ Salins → Geneve(迷う) → シャモニー(Chamonix)
シャモニーの町まで行って車中泊する場所を探すが良いところが無いので、さっき通ってきた自動車道のパーキングまで戻って泊まった。
≪ダンナのコメント≫
マリアばーちゃんとのお別れはいつもたいへん。 『必ずまた来るんだよ。』『日本のみんなによろしくね。』・・・と。 次にここに来るのは何年後かな・・・。 それまで元気でいてね。 可能ならば毎年ここに来たいとは思うけど、日本からはあまりにも遠すぎる。
キャンプ場を出たら、気持ちを切り替え ひたすらシャモニーを目指す。 シャモニーは遠い。 着くのは夜中になってしまった。 夜中に着いてホテルを探して入るのも馬鹿らしいし、今日は車の中で寝る。 運転疲れた・・・。



6月16日(水)  晴れ、曇り
朝目が覚めたとき目の前に4000メートル級の山々が連なっていた。 美しい!思わず見とれた。

パーキングでコーヒーを沸かし、荷物をパッキングした。
再びシャモニーに行き、夜中に目を付けていた駅の近くのホテルに聞きに行く。 古くて山小屋の臭いのするホテルだが2人で一泊45ユーロ、大観光地シャモニーとしてはなかなかリーゾナブル。 泊まりたいと言うとパスポートも何も確認せずに部屋に案内して鍵をくれた。シャモニーが安全な町であることを物語っている。

部屋に荷物を運び込み観光へ。 っとその前に旦那がユーロドライブのDVSEに電話をした。 車の返却48時間以上前に電話をすることとなっていたからだ。 公衆電話は見つかったもののテレカを売っているところが見つからず探し回ってやっと電話すると、旦那が「どうでも良い扱いされたな〜。 名前も車のナンバーも何も聞かれなっかた。電話しなくても良かったみたいだな〜。」やっぱりおフランス・・・。
リン・ヒルだ〜〜。こんな場所で会うとは・・・。
子供のアタマがでかい〜。

楽しみにしていたミディー(Midi)行きロープーウェイ乗り場に行くが動いていない。インフォメーションで聞くと、悪天候のため止まっているとのこと。他の場所を進められるが、旦那がイタリア側からは行けるのかと聞くと、現時点では運行しているとのこと。運行時間と料金を確認して急遽、車でイタリアまで行くことにした。シャモニートンネル(Traforo del monte bianco tunnel du Mont Blanc:往復35.9ユーロ)を通りイタリアへ。
(ここは5年前にフランスからドイツに行くときスイスを抜ける予定が、私のナビで何故かイタリアまで来てしまいシャモニートンネルで戻ろうとしたが、大火災があった後で通行止めになっていて通れずに引き換えした思い出の(?)トンネルだ。)
ちょっと道に迷ったが無事イタリア側のUAL FERETロープーウェイ乗り場にたどり着いた。 しかし結局こちら側も数時間前から強風で途中までしか運行しておらず、ミディーまでは行けないとのこと。でもせっかく来たからイタリア側だけでも見ていこうとロープーウェイに乗った。 朝は晴れていたのに段々雲が迫ってくる。それでもエルブロンネ(Punta Helbronner 標高3462m)に着いたときはまだ晴れていて景色を楽しみ写真を撮った。
しばらくミディーから人を乗せて戻ってくるロープーウェーを恨めしげに見ていたがやはり人を乗せていく気配は無く諦めて帰ることに。 早くシャモニに戻って次の観光だ!と思ってロープウェイ乗り場に向かう。 ところがロープーウェイにも昼休みがあって少し足止めされてしまった。 ここはイタリア! その間旦那は気持ちよく昼寝。やっと動き出した下りのロープーウェイに乗り、シャモニートンネルを通りシャモニーに戻った。 今度はモンタンヴェール(Montenvers)鉄道でモンタンヴェールへ。 残念ながら雲が多く、目の前に立ちはだかっているはずのドリュ(l'aiguille du Dru)を見ることができなかった。 なんだかな〜とは思ったが氷河を掘って作った氷河博物館なるものを見学した。 氷河は常に動いているものだから定期的に掘りなおす必要があるはずで確かに今の博物館の下流に昔掘ったと思われる穴の痕跡が見られる。 入り口も移動した形跡がある。 どのくらいの頻度で掘るのだろう?  博物館そのものよりそんなことに興味が湧く二人でした。
シャモニーに戻って街をぶらぶらした。途中スネルスポーツ(クライミングショップ)で買い物をしていると、店のウインドウの向こうに赤ちゃんを抱いたやけに腕の立派な女性が見えた。私は旦那の腕を引っ張って「凄く腕の立派なお母さんがいるよ。」と言うと旦那がそちらを見て「あー、リンヒルだ!」と言って外に飛び出して行った。
旦那が写真を撮らせてとお願いすると気持ちよくOKしてくれました。とてもフレンドリーで素敵な人でした。 小さい小さいとは聞いていたけど本当に小さい人で、この人が8bとかを登るのだから凄い! やっぱり腕は立派と思っていたら、旦那曰く「腕細くなったな〜」。 昔はどんな腕してたんだろう・・・。
そうそう旦那は念願のテスタロッサをここで手に入れました。 でももうクライミングは終わりだけどね。
夕食に何を食べるか優柔不断な私たちは散々悩んで、私が食べたことの無いラクレットを食べることにした。 最初食べ方が分からずチーズを焦がしてしまって、他の客の注目を浴びてしまったが、まあまあ美味しかった。 でも観光地料理ではなく家庭料理のラクレットを食べてみたいなと思った。
夕食:ラクレット、ヨーグルト、プリン、ワイン(テーブルワインなのに高かった)

≪ダンナのコメント≫
20年近く前、アルパインクライミング目的で来たときとシャモニーの雰囲気はだいぶ違う。 街全体、店が増えておしゃれになっている。 なかなか昔のイメージと重ならない。 月日の流れはしようがないか・・・。
しかし こんなとこでリン・ヒルに会うとは夢にも思わなかった。 赤ん坊まで抱いてるし・・・。 
10何年前か・・・ヴォルクスでよく出会ったが・・・ ずいぶんご無沙汰。 相変わらずフレンドリー。 ダンナもフレンドリー。 これからタルンに登りに行くとか・・・。タルンは初めてだそうで、どんな岩場か聞かれ、 『あそこはソフト・グレードだけど楽しめるよ。ロケーション良いし。』って答えら、『じゃあ、僕でも上手くなったような気分で楽しめるんだねっ。』ってとても楽しそうな感じ。 記念撮影させてもらった。 帰ったら大岩夫妻に見せないと・・・。
昔の思い出多きスネルスポーツで、最後の最後で やっとテスタロッサを買えました。 でも履くチャンスは当分無し。 ひょっとすると、日本に帰っても外にはあまり行かないから使うのは次回のヨーロッパかも・・・。



6月17日(木)  晴れ
朝ホテルで簡単な朝食をとり、晴れていたので再びモンタンヴェールへ。ドリュ(l'aiguille du Dru)が聳え立っている姿は素晴らしかった。見れて良かった。ミディーは残念だったけど。
パリへ移動。→ Geneve → Bourge → Macon → Chalon → Nemours → フォンテーヌブロー(Fontainbleau)到着
バ・キュビエに車を止めてボルダーをしに行った。でもトポがなくてグレードも分からず、マットもないので怖くて楽しめなかった。 前回来た時はマット無しで登ってたのにな〜。
夕食は面倒なときのマックと思って探すが、そんな時に限ってなぜか見つからない。 今日は夕飯抜きか、と思い始めた時にMelunでドネルケバップ屋を見つけて買うことができた。 帰り道マックの看板だけ見つけたが店は無かった。もしかして潰れた?
バ・キュビエのパーキングに戻ってドネルケバップをたべた。今日も車中泊。
メール・ド・グラス(氷河)とグランドジョラス北壁
≪ダンナのコメント≫
今日は朝から移動の予定であったが、せっかくシャモニまで観光に来たのに、メインの岩峰群を近くで見れないのはあまりにも寂しすぎる。 予定を変更して午前中いっぱい観光してから移動することにした。 ジョラスとドリュと、氷河の眺めが良かった。 でも見るだけではやっぱり寂しい。 いつかはまた、登る立場でここに来たいものだ。



6月18日(金)
バ・キュビエのパーキングでインスタントコーヒーを沸かして飲んだ。 いらない物を処分し荷造りをした。 シュラフ等その辺にいるクライマーに貰ってもらおうと思っていたら、回りに停まっていた車の持ち主はクライマーじゃないことが分かり、出勤前に登りに来たクライマーに声を掛けるが「いらない。サンキュー」。そりゃそうだよね。 不本意ながらシュラフは捨てることに。
いつものルートでパリに入り、いつものホテルにチェックインした。(今回の部屋は変わっていて、ドアを開けるといきなりユニットバスみたいな状態で、ドアを開けたらいきなり便器といった感じ。)
荷物を降ろしDVSEに車を返しに行った。 受付のおじさんがとても感じの良い人で、キーの横に空いた穴を見てのジェスチャーがかわいかった。
DVSEを出ていつもの店でドネルケバップを食べた。昨日のより美味しかった。
サン・ジェルマン・アン・レイ(St-Germain-en-Laye)へ行ったあと、毎度お馴染みのノートルダム寺院に行き、クライミングショップを覗いてホテルへ帰った。
夕食はピザを食べに行った。まずかった・・・。頼んだワインはいつも飲んでるラベルのリュベロン。 なのに、保存が悪いらしくまずかった。
夕食:ピザ、ワイン

≪ダンナのコメント≫
パリで泊まるホテルはこの10年間いつも同じ。 値段は部屋によって違う。今回の部屋は77ユーロ、2人用ベッドの底値らしい。 いかにもそんな感じで、空きスペースに無理やり部屋を作ったとしか考えられないレイアウト。 部屋のドアを開けたらいきなり便器とバスタブなのには驚いた。
サン・ジェルマン・アン・レイ(St-Germain-en-Laye)には、フランス古代博物館がある。 私自身は10年前に一度行ったことがあるが、その頃より知識がある現在はもう少し違った見方が出来るかと思い楽しみにしていたのだが・・・、なんと、目玉のラ・テーヌ期以前の展示室(2F)が全て閉鎖!  3Fのガロ・ローマ期以降しか見学できず・・・。 信じられない! かなりガッカリであった。
晩ご飯のピザは激マズだった。 正直言って参った。 サン・ミッシェル近辺のレストランでクオリティなど期待できないのは承知であったがそれにしても・・・。 これはないだろう?と言いたいレベル。 まるでナンみたいな柔らかい生地にベシャベシャの具とソースが載っている。 生地がふやけて始末におえない。 味もしまりがない。 こんな店でもかなりお客さんが入っていたのが不思議だ。  ボニューのピザ屋がなつかしい。
疲れが出たのか体調が悪く、 晩ご飯を食べた辺りでもう限界、ホテルに戻って寝込んでしまった。



6月19日(土)
シャワーを浴び、荷造りし、大荷物をホテルに預け貴重品だけもって観光に。 朝食はla Brioche doree(カフェ)で。 カフェ+パン×2+オレンジジュースで3.8ユーロは安い。
ノートルダム寺院の上部回廊に登りガーゴイルを見た。私は始めてだ。いつも人の行列ができていて並ぶのが面倒くさくて見たことが無かった。なかなか面白い。次にサントシャペルへ。ここのステンドグラスは素晴らしい。 壁一面に広がるステンドグラスに圧倒される。 椅子に座って何ともいえない雰囲気を味わった。
今日は貴重品であるPCやその周辺機器を背負って(重い!)の観光でさすがに疲れた。
今回初のマックでの食事をとった。(何時もは何度もお世話になるのだが。)
ホテルに戻り大荷物を背負ってAir portへ。真っ先に空いているカウンターに行って荷物の重量を測らせて貰った。すべて規定重量内。これで一安心。前回のようにオーバーチャージを取られる心配は無くなった。
空港のカフェでお茶をしながら葉書を書いた。ライトコークとカフェオレで8ユーロはちょっとびっくり。
長い待ち時間の後、飛行機に乗った。来たときより小さい飛行機だ。もちろんエコノミークラス。小さいが設備は最新?すべての座席にタッチパネルのディスプレイが付いている。しかしこれが全然ダメ。
すぐハングアップしてしまい映画も見れないし音楽も聴けない。いつもは映画を見て帰るんだけど寝るしかない。

≪ダンナのコメント≫
空港カウンターで、チェックインの順番待ちのときに、エールフランス職員から、『フライトを明日の便に変えてもらえないか?』『もし変えてくれたら一人当たり4万円の日当とホテル代を出します・・・』と打診された。 む〜〜ん、どうしようか・・・。 必ず月曜日に出勤すると会社の上司と約束しているし・・・。 かなり心がぐらついたが一応断った。 でも、もう一押しお願いされたらOKしよう・・・と思ったのだが、聞かれなかった・・・ちょっと残念? 航空業界の不景気柄か、多少のオーバーブッキング有りでムリムリに押し込んでるんだろうなぁ・・・。 どこの会社も大変です、ヒトゴトではないですよね。



6月20日(日)
夕方成田に着いた。 蒸し暑い。あー日本だ。
駅のトイレで顔を洗って総武線快速に乗り込む。 綱島駅に着くと駅に荷物を置いて旦那が車を取りに帰る。エンジンがかからなかったときのために旦那は大荷物を一個背負って行った。(5年前は結局エンジンがかからず歩いて帰った。) 今回は無事に車で戻ってきた。久しぶりの我が家。 旦那は明日から仕事。 私は片付けに追われる。 落ち着いたら職探し。
一気に現実だ。
2年後に向けてまた頑張らねば。
≪ダンナのコメント≫
とうとう戻ってしまった。 はぁ〜〜ぁ、翌朝から僕はもう仕事・・・。 退屈な日常の再開です。 でも次回を楽しみに頑張ろう・・・。






次の年・2006年(1)へ進みます。